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人見知り的 もののあはれなる人生訓

人見知りの人見知りによる人見知りの為のなんちゃら。

人見知りと電話。

人見知り的人生訓

僕は電話が苦手だ。

物理的な距離は隔てているし、直接顔を突き合わせているわけでもない。

しかし、結局のところコミュニケーションの相手は人間一人であり、そう思うと電話越しでも人見知ってしまう。

 

友達であればまだいい。

 

どっかの会社に電話するとか、アポイント取る時とか、コンパの案内を出すときなんかは、正直心臓の鼓動が速くなる。

初めてバイトに応募しようと思い、電話をかけようとした時は、受話器の前で40分くらい唸ってしまった。それくらい苦手である。

ちなみに今でも、電話の着信音が鳴ると、憂鬱になってしまう。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態である。

 

このままではマズイ。

ということで僕は何かしらの対策を考えることにした。

  

まずは失敗例から。

自分でも、僕という人間はケツを叩けば動くヤツだという自覚があったので、自分で自分のケツを叩くことにしてみた。具体的には、「電話かー。いやだなー。」とか思った瞬間、脊髄反射で発信ボタンを押しちゃうのだ。するともう、僕としては電話に挑むしかない。こういう自分を追い込む方法は、一定の効果は確かにあった。

だが、心の準備が全く出来ていないまま電話するということで、繋がってからのやりとりが非常にぎこちなくなってしまった。かけたはいいものの、「何が言いたいんだっけ?」とか考えて、当たり障りないことを言って、お互いに社交辞令的な笑い声を受話器越しに届けて、通話終了。後になって聞きたかったことを全く聞けてなかったことに気付いて、とても凹む。時間も労力も浪費したことに加え、また電話しなきゃいかんのかという憂鬱な現実が、一層沁みた。勢いだけでは解決につながらないのだ。

 

ということで別の方法を試すことに。ちなみにこっちは、割と上手くいっている。

それは、言いたいことをあらかじめメモか何かに起こしておくというものだ。

ビジネスの世界では常識かもしれないけど、そういう風なお叱りは今回、とりあえず置いておく。

「出だしの挨拶、訊きたいこと、想定される相手の返し」なんかを前もって書き出しておいて、それを見ながら電話をすると、とても落ち着いて対応できることに気付いた。

きっと、人に対する苦手意識から、勝手に緊張とかパニックとかそういうのになって、本来の力を出せないのが、僕が電話を苦手とする理由なんだと思う。

 

ということで、正常時の心の内を目に見える形にしとけば、安心して電話に挑めるという算段だ。この効果の高さと、理に適ってる感じは、自分でもびっくりである。

 

もしアナタが電話を苦手とするなら、メモに書き出す方法はオススメである。

もっとも、メモに起こしたところで電話が好きになったわけではないので、そういう効果は別にないということは但し書きとして添えておく。

 

いつでも誰とでも電話をするのが好きな人っていうのは、それはもう、あるラインを越えたら才能だ。ないからといって気にする必要はない。

とりあえず僕は、こんな散々な能力でも、なんとか生きてこれている。

前にも言ったけど、やっぱり大事なのはやり方だ。人見知り万歳である。

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