僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

いくつ自覚しています?『人見知り』たちの拗らせた行動や思考を並び立てる。

人見知りのデメリットとして、対人関係を考える経験が不足しがちというのがある。

 

それはどういうことかというと、世間一般の考えと、自分の価値観が、見る見るうちにズレていくということである。

 

ズレた結果どうなるかというと、世間から思いっきり浮いてしまうのだ。

 

最悪、周りが「どうしたらいいのコイツ・・・。」と困り果ててしまうような浮き方になってしまうことも。コワイコワイ。

 

このような経験は、僕自身も実はあるし、周りの人見知り達もあった。本人は気付いてないかもしれないけど、このズレは傍目で見れば一瞬で気付く。

 

えらい抽象的な定義だったけど、具体的な内容について、以下に書いていこうと思う。

 

 

 

寝癖はカッコよくない。

 

中学から高校にかけて、僕の周りには寝癖を直さず登校するヤツがちらほらいた。

 

多分だけど、彼らの中では、FFⅦクラウドとか、NARUTOはたけカカシみたいなイケメンヘアーに俺はなってるぜ!という感じだったのではと思う。

 

だが、実際見てもツンツンはしてるが寝癖は寝癖、だらしないとか不潔とかしか僕は感じなかった。

 

とはいっても本人たちは気分が良さそうだし、指摘してもしなくても、なんか気の毒だった。

 

しかし、1ヶ月もすれば彼らは寝癖を直すようになったので、僕の心配は杞憂となったけど。

 

似た例としては、そういうキャラじゃないのに、いきなりワックスべたべたにして、ヤバイ仕事に従事する人みたいになってるヤツもいた。

 

ワックスは僕もたまにつけるのでわかるが、日常的に使う習慣の無い者が、いきなり大量につけたら、ほぼ100%失敗する。

 

その彼もご満悦な表情であったが、あまりにもテカテカで、何か青りんご臭いので、結局は怖めの先生に生活指導を食らっていた。気の毒である。

 

会話の応対をアニメから学ぶと大爆死する。

 

僕は根っからのアニメオタクというわけではなく、人生通じても全話見たアニメは4作くらいしかない。

 

だが周りの友人には結構筋金入りのオタクが多くて、僕そっちのけで今期はどうとか、声優がどうとかいう座談会が始まることもしばしばであった。

 

あまりにも生活の根幹にアニメが浸透しているため、彼らの口ぶりからなんとなく「アニメっぽいなぁ」と感じることも多かった記憶がある。

 

上手く表現できないが、どこか芝居がかってるという感じだろうか。彼らの言葉の裏には台本がありそうというか、そんな具合だった。

 

そんな彼らも結局は僕と同類であるため、現実世界での対人関係は、圧倒的な経験不足であった。

 

だからかは知らないが、彼らはどことなくその補完をアニメを通じてしていたような気がする。気がするというか、実際は結構確信をもって言える。

 

その為、彼らが人見知りじゃない方々と会話している場面をたまに目撃すると、どうにも違和感を覚えることがあった。

 

意味もなく突っ込みに回ったり、「絶対普段使わないだろそれ」みたいな言い回しを節々に織り込んだり、何となくいい言葉っぽいことを言おうとしたり。

 

なんというか、相手方もどう返していいか困ってるような感じだった。

 

実生活の会話とそもそもシチュエーションが、もっと言えば色んな意味で次元が違うので、アニメのそれをそのまま使うのは無理がある。

 

申し訳ないが、僕はそれを他者を通じて学んでいた。

 

といってる僕も、たまーにゲームのセリフで「これは大丈夫だろ」って言い回しは、実は今でも多用しているので、まさに五十歩百歩、どんぐりの背比べである。

 

とりあえず、よほど吟味して、大丈夫そうだなと思える言い回しは実世界でも使っていいとは思うけど、「~ぜ」とか、急すぎるノリ突っ込みとかは危険だと思う。

 

ただしイケメンに限る、を言いまくるヤツはとてもめんどくさい。

 

高校生の頃、身の回りでとても流行った言い回しがある。それが、「※ただしイケメンに限る」というフレーズだ。

 

意味としては、気配りも、ファッションも、生き様も、イケメンじゃないと認められないとか、結局最後はイケメンが勝つとか、そういう卑屈な感じだったと思う。

 

そもそも、世の中不平等なのは当たり前である。ネタにマジレスだが、これらの言葉を使う人は、基本ネタとして用いているのが大半だと思う。

 

が、10代の僕を含めて、僕の周りには、この言葉をそのままの意味で用いるヤツが結構いた。

 

理想の女性像を語り、よくわからない多幸感に浸ったかと思いきや、最後には「ま、こんな人はイケメンにしか振り向かないんですけどね」と言う。

 

あとは「男はATM」とか「おごられて当然」とか言っちゃう女性を多数派と勘違いしたりとか。

 

で、「女性ってこういう人たちなら、恋愛とかいいわ」と仲間内で傷を舐めあうようなことをしていた時期も、一瞬ある。

 

今思えば、虫酸が走るほど気持ち悪い価値観である。こんなもの、異性の影が全くない青春への当てつけに過ぎない。

 

完全なる自己責任だし、だいたいこんな卑屈な考え方をするような男など、眼中にも入らないと思う。僕たちは、戦わずして負けていたのだと思う。

 

僕はまだそんな天使な人に出会ったことはないが、世の中は男は顔じゃないとか言ってくれる女性もそれなりにいるらしい。

 

あとはダメ男であればダメ男であるほど愛しいという御仏様のような女性もいるそうな。

 

卑屈になるよりかは、するべき努力はした上で、前向きにことを考えた方がいいよ、と当時の僕たちに教えてやりたい。叶わない夢だけど。

 

おわりに

 

自分だけの世界というのは、非常に居心地がよく、誰にも侵されたくない。これは僕も認める。

 

但し、あまりにもその中に引きこもっていると、世間とのズレを拗らせまくって、なんかすればそれだけで恥をかくことになる。

 

これが僕自身や友達たちの経験則である。恥をかきたくないが為に恥をかく。

 

なんか禅問答っぽいが、どうやらこれが真理っぽい。

 

どこか自戒の目を持って、今よりはもう少し、外の世界を経験していくべきなんだなと思う次第である。

 

とりあえず、明日は外出しよう・・。

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