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人見知り的 もののあはれなる人生訓

人見知りの人見知りによる人見知りの為のなんちゃら。

人見知りと笑顔。

僕の、いや一般的に人見知りが苦手とするものの中には、きっと「笑顔」が入っていると常々思う。

いつ頃からかはわからないが、笑顔は社会生活の中で必須条件のような位置付けになってきており、苦手であればあるほど社会生活に適応できてないことのバロメーターになっている気さえする。

 

僕はもちろん笑顔が苦手である。

笑顔は天性のものであると同時に、訓練でどうにかなるものでもあると言われているが、僕にはその両方が備わっていない。

超苦手なプリクラに誘われても、にこっと笑うことができたことがない。いつも言われるセリフは同じ。「顔が引きつってるぞ」である。

接客業に携わっていた時期は、どうにか無理矢理、笑顔に限りなく近い別物をこしらえることで何とかしてきた。どうにも贋作臭を拭い切れなかった。

 

さて、今も実は割と接客業っちゃ接客業に携わっているので、笑顔を作らないといけない場面は滅茶苦茶多い。表情筋を使わない術はいくらでも知っているが、仕事で笑顔が必要なので、無理くりにでも表情筋を使わないとならない。

導入が長くなったが、現在僕が使っている苦肉の策を、3つほど備忘録がてらにご紹介する。

  

全力の微笑み。

 

通りすがりに「こんちは!」って言うだけとか、すれ違いざまのとっさな笑顔に使えると思っている。

方法は簡単。口だけ笑うのだ。

目まで笑う必要が無い分、難易度は低い。長時間相対する場面じゃない限りは、この全力の微笑みで乗り切れる。今のところ怒られたり困ったりしたことは全然ない。接客用語だと五分咲きの笑顔とか、そんな名前だった気がする。

 

声を半音上げる。

 

ドレミファソラシと読んで行って、大体ファとソの音階が、一番人当たり良く聞こえるらしい。これに関しては現在僕も修行中である。

 

これまた非常に苦手なのだが、僕が自分の仕事をビデオに録画して、それを元にさらなるクオリティの向上に繋げるという宿題みたいなものがある。いつ観ても冷や汗モノであるが、最近気付いたことがある。

地声で喋った時と、意識して声の高さを上げた時とでは、全く印象が違うと感じたのだ。

抽象的だが、前者はどうにも暗い雰囲気になり、後者は心なしか明るい雰囲気、もっと言えば笑っても怒られないだろうなっていう空気になっていた。

 

恥ずかしいという気持ちは僕も重々承知であるが、仕事中の一瞬くらいなら恥のかき捨てで良いと思う。ということで声を半音上げることも、笑顔の作り方という点でオススメしたい。

 

思い出し笑いの活用。

 

思い出し笑い。ふとしたはずみで過去にドツボにハマったセリフとかシーンとかがフラッシュバックして、何にもない所で大笑いしてしまうアレである。日常会話中にやっちゃうとついにトリップしてしまったかと思われてしまうが、これも使いようだと思う。

 

面接の場。初めてのデートの場。笑わないといけないけど、笑えない場面はいくらでもあると思う。そこで、この思い出し笑いを意識的に使うのだ。話し始めるちょい前くらいに過去のツボったエピソードを思い出し、自然に笑顔になる。そこから話し始めれば、多分相手もつられて笑われる。つられなかったら、色々と脈無しという判断も辛いけどできるし、色々と有用な手だと思う。

 

無論、ツボに入りすぎて大笑いが止まらないとなったら、人格を疑われるので注意が要る。

 

おわりに。

 

笑顔。笑顔に関する自己啓発本もたくさん市場に出ていることから、社会における重要度も、また大事だと考えている人の多さもうかがい知れる。

もうこうなってしまえば、笑顔に関することから逃げようはないと思う。無口で不器用が男の証という時代はもう終わったってことなのかもしれない。確かに、僕を含めて、僕の交友範囲で無口かつ不器用な男たちは、軒並み独り身だなぁ。

 

笑顔を作れるくらいは器用に生きる方が、生き易いのかもしれない。何となく考える次第である。

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