僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

人見知りだけど英検準一級に合格したからまとめてみる。 一次試験・リスニング&ライティング編。

これらの続き。

hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com

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僕は典型的な読書好きだからか、長文のような文字に起こしてあるものは得意なのだが・・・

 

正直リスニングは苦戦した。ライティングは、まぁ、実はそんなに対策をしていない。

 

本番でも一番足を引っ張った分野はリスニングであり、終わってからアレしときゃよかったぁ~という勉強法もチラホラ。

 

そういったことを踏まえて、今回もタタッと書いていく所存。 

 

 

 

リスニングについて。

  

英検公式HPによると・・。

リスニング

会話の内容 一致選択

会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数1回)

12

会話文

4肢選択 (選択肢印刷)

文の内容 一致選択

パッセージの内容に関する質問に答える。 (放送回数1回)

12

説明文など

Real-Life形式の内容 一致選択

Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 (放送回数1回)

5

アナウンスなど

 

とある。

 

Real-Life形式ってなんやねんという話であるが、日常生活で流れてくるアナウンスの聴き取りということである。

 

例えば、

 

・あなたはツアーに参加していて、まずダイビングがしたいと思っている。

 

といったことが英語で書いてあり、その情報をバスガイドのナレーション(みたいに加工してある音声)から聴きとるというもの。

 

答えの例としては、受付に行くとか、ナントカカントカで降りるとか、そんなである。

 

話をリスニング全体に戻すと、僕の解き方は、音声放送中はメモを取らず、目を閉じて、碇ゲンドウのあの手を組んだポーズで聴き取りに集中!である。

 

メモを取っている間に放送はどんどん流れてしまう。

 

オマケに放送は一度しか流れない。情報は抽象的であり、メモを取るだけ無駄なことが大半だと僕は考えている為、リスニング以降の問題用紙は超キレイである。

 

2019年6月26日追記

 

今なら言うことを180度変える。『メモは必ず取るべき』である。

 

・・・といっても、聞こえてきた内容に合うような落書き程度のイラストや、単語を走り書きするだけで良い。

 

リスニングが長くなればなるほど、最初の方に入った情報は最後の辺りで消えている。それを防ぐため、メモは必須である!!

 

さて。Real-Life形式には、よく、

 

・商品名か何かの羅列

・数字の羅列

・地名の羅列

 

が問われる問題がある。これは選択肢を聴きながらハジくことでほぼ確実に点が取れるので、これは落とさないよう気を付けよう。

 

 

最後に、僕のリスニング勉強法について。

  

・間違えた問題は、きちんと聴きとって理解するまで、スクリプトを見つつ必ず確認。

 

・解き直しは特にせず、知らない語句や発音を聞きまくることを重視。

 

・自動車通勤なので、車内BGMを英検リスニングにする。

  

とか何とかで、毎日必ず15~30分くらいは英文を聞くことを意識した。

 

実際1ヶ月くらいすると耳が慣れたのか、点数が7割を超えて安定し始めた記憶がある。

 

(センター試験の対話文・短めの文章を全部音声にした難易度くらい?と感じる)

 

特に車内リスニングは一番やっててよかったことである。

 

試験本番では、知らん人はおるわ、天候もわからんわで、純粋に英語だけが聴ける環境かはとてもアヤシイ。

 

咳とかならまだマシで、屁とか窓のガタガタとか珍走団とか、集中を乱す音は意外と多い。

 

車内リスニングは、その辺の雑音の中から英語を聴きとる良い訓練であった。

 

たまにはイヤホンを外し、ラジカセだのPCだののスピーカーでリスニングをしてみよう。意外と変わる。経験値として必須。

 

で、後はしておけばよかった訓練。

  

オーバーラッピングというのがある。

 
シャドーイングとオーバーラッピング

 

スクリプトを見つつ、音声と完全にシンクロして音読というソレ。僕はシャドウイングこそすれ、その1つ前の段階があるなんて実は知らなかった。

 

故に準一級の文をシャドウイングしようにも、音声がムズすぎて撃沈していた為、ツメが甘く本番に臨んでしまった。

 

こういう負荷が強いトレーニングは絶対に要る。出ないと本番でバテる。

 

特にその辺の甘さは、色濃くナレーション問題に出てしまった。(結果はリスニング全体の正答率は75%だったが、Part2は5割しか取れず)

 

ライティングとは・・

 

まずはコチラをご参照。

 

Writing 大問4
英作文
内容
/ 4点
課題で求められている内容が含まれているか ◆文単位で正確に書くだけでなく、文と文のつながりを常に意識して
書きましょう。◆情報の流れ(原因・結果、例示、順接・逆接など)
を示す接続詞や表現を効果的に用いましょう。◆日ごろ英文を読んで
いる時も、使いたい表現を書き留めるなどして、表現の幅をさらに広
げましょう。



構成
/ 4点
英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
語い
/ 4点
課題に相応しい語いを正しく使えているか
文法
/ 4点
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

こういった観点から採点されるという。基準は不明確で、何とも言えない。

 

とんでもないことを言うと、実は実質ノー勉で臨んだ。

 

自分で2~3テーマくらいは書いてみたが、合ってんのか間違ってんのかがよく分からず、最後までふわふわしたからである。

 

実際は16点満点で12点。合格点は超えたが、合格者平均点より2点低い。他の人は一体どんなスバラシイ文章を書いたのが。僕の文章がポンコツに思える。

 

だが、受かったからいいや。どういったことを書いたか、例文を添えて紹介。

 

2017年度の問題にこんなのがあった。

 

「賛成か反対か:日本は完全にキャッシュレス社会に移行すべきか」(←当然英語で書いてある)

 

これについて120-150語で書かねばならない。ちょっとしたエッセイだ。しかも使うべき材料や観点の指定も食らう。上のテーマだと、

 

・犯罪

 

・消費者への影響

 

・ビジネスへの影響

 

・プライバシー

 

だった。

 

ちなみに僕は138語で書いた。

 

では、どうするか。実は形式なんてのはほぼ決まり切っている。

 

I (don’t) agree with the idea that (問題文)

 

で書き始めれば語数を稼げる。

 

その後に、There are two reasons to support my opinion. と書けば一段落は終わり。

 

理由は2つがオススメ。1つは足りないし、3つは文字数を超える。

 

あとは、

 

To begin with/ First, 理由

 

Next/Second, 理由

 

For these reasons, 一段落の英文

 

で手n・・・ 簡略に書いた。繋ぎ言葉を覚えたら何とでもなる。

 

大事なのは奇をてらった文章ではなく、論理的で筋が通った間違いのない文章なので、お間違えのなきよう。

 

で、何を書くかだが、僕は簡単なフローチャートをいつも作る。上記のテーマなら、こう書いた。

 

カード社会 反対

理由は2つ

 

・犯罪増える

→カードを奪えば全てなのだから強盗が増えそう

 データを盗む情報犯罪も増加するだろう

 

・地域商店が潰れる

→データを読み取る機器は高い。金のない商店に導入は無理。

 多くの店は閉店を選ぶだろう

 

以上

 

みたいな感じで簡単に流れを作る。後はそれらをきちんと英語にする感じ。

 

僕は書きながら考えることが苦手なので、予防策として概要は先に作る。ここは好みに合わせてほしい。

 

尚、上記の英文だが、

 

・準一級レベルの単語は未使用

 

・分詞構文、仮定法などは未使用

 

・分からない表現はとにかく簡単に言い換え!(例:クレジットカードを読み取る機器 a machine which can read credit cards)

 

※この表現が正解か不正解かは分からないものの、これが×なら僕の点数はもっとひどい気がする

 

など、せいぜい高2レベルだと自負している。だが、文法やスペルを間違えていないという自信もある。分からないのは使っていない為である。

 

だからとりあえず12点は取れたんだと思う。流石に満点になることは無いと分かっていたので、正直満足バンザイ、時間対効果MAXの分野であった。

 

まとめ。

  

 

一言にしきれなかったので、目次をここにもペタッと。

 

参考書は前回、前々回で載せたものを使っているだけで、特別何かを買ったりはしていない。

 

(参考書オタクは大体良くない結果になるというのは、大学受験生の頃から通説だった)

 

一次試験は本当に難しかった。

 

特に英才教育を受けたわけでも、帰国子女でも何でもない僕には、バックボーンが何にも無いのできつかった。

 

やはり大切なのは戦略かなぁと思ったり。文法が取り切れないなら長文でカバーしたり、ナレーションがアンポンチンならそれ以外でカバーしたり。

 

英作文は深追いせず、テンプレ通り書いて帰るとか。これは個人個人にカウンセリングしないと、こちらでは如何としがたいので書けない。

 

さて。次回は二次試験を書く予定。次を含めて、あと2記事で終わらせるつもり。もうネタがない。

 

To be continued…