これらたちの続き。
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さて、何とか一次試験をクリアしたら、次に待っているのは二次試験である。
その内容はただ1つ。「面接」である。
「英会話スクール行くべきかなぁ~」とか、「外国人と練習しないとなぁ~」という声が聞こえてきそうだが、実のところ僕は両方やっていない。
やったことは突き詰めれば1つだけなので、今日はそれについて書いていく。
面接のアレコレ。
ざっくり流れを説明する。
英検準一級のそれは、面接室に案内されて、簡単な会話を英語でした後、とある4コマ漫画のナレーションと、それに関する質疑応答を行うというものだ。
※ちなみに4コマのイメージはこんな具合。
https://eigonotomo.com/eiken/jun1kyuu_sp
4コマのナレーションと質疑応答。どちらがクセモノかといえば、僕個人の感想では「ナレーション」であった。
というのも、問題用紙を渡されてからナレーションを考える時間は1分で、ナレーションそのものの時間は2分もあるのだ。
準備の割に、ナレーションが長い!しかもタイマーは見せてもらえない!
完全に体感である。オマケに時間をオーバーしたらその場で切られる。
ということでこのナレーションは実に呻吟した。一番時間を使ったのもこれだが、手応えが無かったのもこれだ。
質疑応答は、参考書等を読んでいて完全に勘違いしていたのだが・・・。
その訊かれる内容は印字されていない。その場で聞き、その場で答えるというシステムだ。初受験故の無知ここに極まれり。
これについては直前で気付けたが、もし知らないまま行っていたら確実に爆死していただろうと思う。
さて。
では、ここからは問題別に僕が取った対策をば。
ナレーション問題について。
この参考書をやりこんだ。
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試験本番の流れがDVDになっており、完全に流れを体験できるのが嬉しい。実際これと90%くらい同じ流れで進んだことを覚えている。
ここに載っている言い回しやシチュエーションは、本番で出る可能性が高い。
というより、出た。
言い回しについては気を付けるべき点が2つ。
・全て過去形で話す。(例:A girl was watching a TV program.)
・1つのコマの説明は2~3文が適切。
ということに尽きる。
得意の型は個人個人に作っていただきたいのだが、僕のそれを一例で。
・登場人物の動作を説明する。(A man was working at a hospital)とか
↓
・登場人物のセリフで繰り返す。(He said that….)等で
↓
・登場人物の表情や心情を言う。(He looked sad.)とか
―これを極論4コマ繰り返せば、分量はOK。あとは2分にどれだけ迫れるかである。
ということで毎回、必ず、タイムトレーニングをしなければならない。
1分で考え、2分で喋る。1日1~3回で大丈夫なので、継続して取り組むことが大切である。
その際、自分で上手く表現できなかったところなどを確認しておくのがマスト。
模範解答の例文はたまに鬼ムズいときがあるが、そういうのは気にしないことに限る。
―例えば、僕が試験本番で喋った内容に高校文法は1つしかなかった。
しかも過去完了形ただ1つ。
そんなんで受かったから、結局は意思が伝わるか否かが大きいのだと思う。
質疑応答系について。
Q2では、アナタは○コマ目の○○だとして、何を思っているでしょうか?で固定されている。
例:2コマ目の髪の長い女性、4コマ目の少年の父親、みたいな
I’d be thinking that~ で普通に文を喋ればOK。5点中4か5を狙いたい。
Q3~5は問題によって内容も難易度も大幅に変わる。
聴き取れなかったらPardon?で訊き返すのは、2回まで減点にはならないという。
コツは1つ。
Yes/Noをハッキリさせておくと、大変答え易い。し、求められてもいる。
別に中立でも良いそうだが、答えの作成が超難しかったので、僕は無理矢理にでもどちらかの立場を取るようにした。
解答の作成は、Yes/Noで始めて、理由を1,2文添えると自分で決めて、それで通した。
結構瞬発力も大切なので、とりあえず言って、たまにWell..とかで時間を稼ぐのも一手である。
僕は本番にて、Q5の意味が全く分からず、2回聞き返した上にテキトーに答えた。
でも何故か点はあったので、姿勢も大事なのかなと。これは最後の記事で書く。
まとめ。
ここまで読んでお気づきだろうか。
求められるスキルは会話ではなく、英語でのスピーチ能力の方が近い。
会話をして盛り上がるという類では無く、自分の意見を英語で言えるかどうかに主軸がある。
余談だが、発音はそこまで重視されていないという噂もある。カタカナ英語でも受かったよというブログを読んだこともある。
堂々と大きな声で、ゆっくり喋ることを意識したら大丈夫である。
ちなみに細かい質疑応答の流れとか、使える表現とかは参考書に纏めてある。我流・オリジナリティ強い方法に固執しない方が点になる。
ということで自分の得意の型を見つけたら、後はそれを練習練習!に尽きる。
僕はトータル、上の参考書を2周、過去問を2周やって本番に臨んだ。
試験本番のことは次の記事に纏めてアップするのでご了承を。
ということでつらつらと書いてきたこの記事も次回で最終章。どれくらい需要があるかは分からないが、とりあえず書ききるので頑張ります。