間を空けてしまったが、英検シリーズの最後である。
色々と勉強方法なんかを纏めてみたが、最後の最後では本番に起こりがちなエトセトラをつらつらと述べていく。
では早速。
一次試験編
・試験会場への車やバイクでの来場は禁止。送迎も含む。
ダイレクトで行こうと考えている人は、色々と危険である。公共交通機関を使用するよう通達が来るはずなので、ハガキの文面は要チェック。
ただ、個々人で限界があると思うので、少し離れたコインパーキングや最寄駅等は、調べておいて損は無し。
・スリッパは貸してくれるところもあるが・・
貸してくれないところもある。100円程度で買えるものだが、新たに買うのは勿体ないという人は、会社から借りたりトイレのスリッパを持っていったりと工夫しよう。
スリッパが手抜きだからといって点は引かれないが、忘れたことによる「ハガキ読んでねーなコイツ」感はぬぐえない。
・他者の参考書はどうでも良い。
試験会場に着くと、大抵は教室にて待機となる。その際、他の受験生も当然一緒となり、目に付くのが色とりどりの参考書たちである。
「うわ、クソ分厚い参考書やりこんどる・・・」とか、「何冊もある・・マーカーでの線引きも凄まじい・・・」とかと、要らぬ気落ちをしがちな場面である。
が、ハッキリ言うと、参考書の量と成績は全く比例しないというのが僕の考えである。
自分でやってみても分かるが、300とか400Pもある参考書を複数なんて、読書じゃないのだから不可能だし不要だ。
その上そもそも論として、英検準一級の勉強に300Pくらいもある参考書が2冊もいるわけがない。(問題集じゃないことに注意)
だから気にせず、やることをやったならそれで良いでは無いかという気持ちでいよう。自分からわざわざコンディションを下げる必要こそ皆無である。
二次試験編
・面接官は当日まで分からない。
ネットによれば、外国人が来た!とか若いネーチャンだった!とか眉唾物の情報がありふれているが、僕の担当面接官はフツウのおじさんであった。
ただ発音は明瞭で聴きとりやすく、自由会話でお互いに笑いが出る場面もあった。
相性としては悪くなかったと感じる。事実アティチュードは奇跡の3点満点だった。
しかし、本番まではインサイダーなことをしない限り面接官は分からない。
だが、あくまで会話ではなくスピーチをしに行くのがそれなので、相手は少し考えれば超どうでもいいことに気付く。
用意したことを、知らない人に8分くらい喋って帰る。その心持が楽だ。
・「May I come in?」は必要か不要か?
人による。上記のセリフは、参考書に必ず載っているのだが・・・。
言っても言わなくても成績は変わらないとも触れられているハズ。正直、お好みでどうぞとしか言えない。
ただし常識としてノックはしよう。僕は初めから、ノックだけして入ろうと決めていた。
僕の2つ前の人が超流暢なアクセントでMay I come in?と言って入室した時も、一切それはブレていない。
しかし、本番はトラブルが付きもの。
僕の前の人が試験を終え、退出するとき、何にイラついていたのかは知らないが、強めにドアを開けて帰っていったのである。
結果、僕が入室する際、ドアは既に全開。ノックがなんと、出来ないのだ!
ということでやむなく、壁をノックしてMay I come in?と言って入室した。信念を貫くことはかようにも難しいのである。
まとめ。
英検の申し込みは始まっているし、そろそろ締め切りの時期のはずだ。そこに間に合うように書けたので、僕としては及第点かなと。
僕は資格を幾つか持っているのだが、二番目に有益だと感じているのはこの英検である。(一番は勿論普通自動車運転免許)
ネットを見ると数年単位で挑み続けてやっとこさという人もいるが、印象に残るだけであって多数派なワケはない。
不敵なくらいの余裕を、根拠もなく持ち、やることを淡々とやる。こういうスキル習得系のコツは、こういう思考にあるような気がしてならない。
人見知りの癖に偉そうにしやがってという言われもあるだろうが、本音なので仕方がない。
ということで、次回の記事からはまた、人見知りから見た何かを書いていくのでよろしくである。
100記事も見えてきている。頑張ろう。
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