僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

自由を得るために。『恥をかく』練習のススメ。 実践編  

 

以前、こんな記事を書いた。

hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com

 

 

最近ジワジワと注目記事になってきており、結構読まれていることから有り難いなと感じている。

 

つまり同様の悩みを持つ諸氏はかなり多いのだろう。人前で恥をかくことはもはや恐怖。

 

それが、自分のしたいことすら阻害する要因になる。息苦しい。気持ちは滅茶苦茶分かる。

 

一方この僕はどうなのか。実を言うと、自分の中でこういう自意識を克服する術を、かなり体系化出来ている自負がある

 

だから今日は、具体的に『恥』を打ち破る術を、ここにつらつらとまとめたい。

 

 

  

結局、一歩踏み出せば勝ち。

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『自分の理想像を描け』とよく言われる。僕にもかつては理想のモデルはあったが、最近全てをかなぐり捨てた。

 

自棄になったわけじゃない。理想像と現在の自分像を比較して、その落差に毎度打ちのめされていたためだ。

 

実際心理学的に、理想を描くのはネガティブな面の方が多いのだとか。捨てといて正解だった。

 

じゃあ捨て去るべき『理想』ってどのくらいのレベルなのか。それについて、僕は2つの基準を基に考えてみた。

 

①叶っても別に嬉しくない

②自分の気質と激しく乖離している

 

こんな感じ。僕で言えば、『性根をぶっ壊し友達100人に囲まれて賑やか!』とかそんなくらいの理想と言える。

 

とりあえず友達が100人いたら楽しいのかもしれないが、別に僕は独りでも割と平気である。

 

更に、人見知りネガティブを拗らせた僕にとっては、真逆にしてかつ天文学的な数値の彼方にある像とも言えるわけで。

 

こんなものはポイポイと捨てるに限る。

 

で、ここからがミソ。

 

『できたら楽しそうだなー』『でも現状恥ずかしいなぁー』というところまで、自分の理想のラインを現実的にしてみよう。

 

ここまで来れば『目標』に変わるので、物凄く手を打ちやすくなる。

 

結局は、一歩踏み出せば勝ち。そのレベルまで困難を分割するのが鉄則と言える。

 

では、その理想にたどり着くにはどうすれば良いのか?オススメの方法を2つほど紹介しよう。

 

①いきなりそのラインを思いっきり超えてみる。

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総合的に『恥』をぶっ壊す術である。

 

自分が思う『はずかちぃよぅ~』という一線を、遥かに飛び越えてしまうのだ。

 

例えば、人前で喋るだけでキツい人間が、大勢の前でアイドルのダンスを完コピとか。

 

場面の巡り合わせと言った運の要素が強いのがネックと言えばネックだが、一番手っ取り早く劇的にマインドを変えられる

 

『経験』さえ作ってしまえばこっちのもの。

 

あの時に比べればマシ。あの時の恥ずかしさよりマシ。

 

そういう指標を作るという意味でも、チャンスがあれば一線を滅茶苦茶超えてしまうのも一手である。

 

②細かい積み重ねを心がける。

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劇薬はちょっと・・という人にはこちらを推す。

 

僕は人前で電話をするのが苦手だった。(今も少しだけ抵抗があるけど)

 

だから、『人前でも普通に話せる自分』というのは、今現在も掲げている等身大の『目標』である。

 

ただ、それをいきなり目指すと心がへし折れる。ということで僕は分割した。

 

人前で職場の先輩(近い立場の人)に電話する

人前で職場の上司に電話する

人前で仕事関係の人(あまり会ったことのないレベル)に電話する

 

と言う風に。RPGのクエストをこなす感覚に近いだろうか。レベルアップしている感があるので、僕はこっちの方が性に合っている。

 

この効果を高め持続させたければ、やってみた感想を記録として残してみよう。

 

コツは、『ポジティブなことしか書かない』

 

例を挙げる。

 

1月○日 『皆の前で電話に出てみた』

感想:意外と普通に喋れた

 

とかこんな感じ。ネガティブなことは書かなくていい。大事なのは、成果の積み重ねを可視化することなのだから。

 

時折これを見返すと、自分が積み上げてきた経験値が羅列されていて、色々と励みになる。

 

尚、別に紙媒体である必要は無いので、Excel等でそれっぽいシートを作り、デスクトップに貼ってチマチマ書くのもオススメだ。

 

終わりに。

 

基本、『恥』をかくことに抵抗のない人間は強い。そして、そういった人たちは得てして人生が楽しそうだ。

 

他者は自分には興味がない。

 

頭では分かっていても・・ということで一歩踏み出すのに難儀しているのなら、手を変えよう。

 

いっそ思い切って自分の殻をぶっ壊すか。

 

段階を踏んで経験値を積んでいくか。

 

大事なのは、まずは『始めること』である。ここに書いた術が参考になれば嬉しい。