ポジティブ思考が苦手である。
「ピンチはチャンス!これからなんとでもなるって!」
とかいうことを、自分から言うことはまずない。というかそんな発想が湧くことが無い。
『ピンチはピンチ。呑気なヤツめ』といった、ネジくれた感想を持つことさえあった。我ながらクソ野郎である。
しかし最近、ポジティブ思考の別の側面に、本を読んでいて出会った。僕が馴染めない『呑気さ』以外の解釈。
で、それに合わせて考えてみると、案外抵抗なく前を向いて考えられるようになってきた。感動。
今日は取り急ぎの短め記事ではあるが、それのお話である。
トクをしよう。
きっかけはこの本。
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書いてあること、内容はタイトルに凝縮されているので割愛するが、「自分がトクをするように考える」というテーマに沿って書かれている。
で、ポジティブとはトクをするように考えることといった風に述べられていて、それがすごく腑に落ちたことを覚えている。
例えば。
好きな人にフラれた・・。
→ポジティブ:もっと良い人が現れるから大丈夫!楽しみだなぁ!
→トク:見込みのない相手にこれ以上投資しなくて良くなるからトク。
資格試験に落っこちた・・。
→ポジティブ:俺なら出来る!よし、再チャレンジだ!
→トク:一発で受かったヤツより、色々と濃い経験値を得られるからトク。
・・・といった具合である。
つまり、生まれ持ったネガティブさはそのままに、ただ考え方を変えるだけでいいので、僕にとってはすごく目から鱗の話であった。
そう考えると、トク思考はポジティブ思考より桁外れに楽である。ポジティブになり切れない人は、こういう考え方を是非練習してみては、と思う。
今回は短かったものの、この辺にしようと思う。お盆の間にもう1記事くらいは更新したい。そう思った。
休みの日に仕事をすれば、暇つぶしになって給料も少しは出るのでトク。そう信じて。