僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

久しぶりのオフは大事にしたい。だから、休日の満足度を高める方法を4000字で考察してみる。

 

今日は休みである。

だから何だという報告ではあるが、

実は2週間ぶりのフル休みである。

 

2月は怒涛の忙しさであり、総労働時間は笑えない数値となった。

今がいわゆる繁忙期だから仕方ないとは思うけど。

 

体にも色々と影響があった。

ニキビがたくさんできたり、下痢をしたり、そしてまた痩せたり。

 

そういう状態でどうにかこうにか誤魔化してきたわけだが・・・

 

いよいよ誤魔化せないくらいくたびれたため、今日を”頑張って”休みにした。

 

“頑張って”というのは、実は仕事が少々残っているものの、無理して前後に振り分けたという意味だ。

 

だから実は昨日は休出であったし、明日は早出しなければならないなんて裏話もある。

 

そういうわけで今日は死ぬほど休み倒した。

それにまだまだ、休みに休んでやるつもりだ。

 

しかし、以前はこういった、働きまくった後の休みが苦手であった。

 

繁忙期内の有給とかも苦手だった。

 

休みを取ることの後ろめたさ。

休んだのに休んだ感が無いもどかしさ。

などなど。

 

これらの意味不明な要素が、僕に僕が休息することをためらわせてきた

 

そして考えれば考える程、同じ悩みを持つ方も多いのでは?と、感じている。

 

だから今日は、これらの休日を邪魔する要素について、『精神的』なもの、そして『肉体的』なものに分け、それぞれ排除する方法をまとめてみる。

 

 

  

休日を邪魔する『精神的なもの。』

 

 

「俺だけ休んでいいのか?」

 

 

「休日を邪魔する『精神的なもの』」と抽象的に書いた。

しかしつまるところ、それは『他者の目』を病的に気にするせいである。

そこに全て落ち着く。

 

例えば、繁忙期の休暇や、有給などの取得において、上のセリフを浮かべる人は要注意だ。

 

断言する。

“休んでいいに決まっている。”

過去の僕にも言ってやりたいくらいだ。

 

まず、人一人がせいぜい数日抜けるくらいで、組織は終わらない。

終わるとしたら、脆弱過ぎるし、終わって然るべきな管理のずさんさである。

 

たまに、僕の職場にも、有給や繁忙期の休暇を取る人がいる。

これは当然のことだし、当たり前の権利である。

 

部署ごとのトップの人が抜けようとも、1日くらいなんでもない。

また、『俺が忙しいのに休みやがって・・』というセリフを、

耳にしたことも全くない。

 

そういう価値観(人が働くときに休むんじゃない的な)が蔓延している状態なら、

僕は割と本気で転職を推す。

 

僕が言うなという話なのだが、

自分が抜ければタスクが完全にストップするなんてのは、ある種勘違いである。

 

むしろ、休まないことによる疲労の蓄積の方が、効率を落とす。

なので、休むことに後ろめたさは不要である。

 

自分以外のメンバーが働いている姿を、自分の休日中に想像することなかれ。

 

「これやっといて。」

 

 

自分が休日であることを承知しているにもかかわらず、仕事が飛んでくることが稀にある。

 

正直、額に青筋が浮かぶ。

Lineであれば即答で、「明日対応します」とかで躱す。

電話であれば、適当な地名を挙げて、そこにいるので無理ですと答える。

 

「期限があれこれ」と言われたら、他の人を探した方が良いですよと答えている。

ここを責任感と生真面目さで背負い込むことは、正直物凄く危険だ。

 

『あいつは休日も返上してくれるいいヤツ』という評価は、『めんどうな仕事はコイツに振っていこう』という危険な考えを含みがちだ

 

出世街道をひた進みたい。

今の仕事がとにかく大好き。

そういう信念がない限り、多少嫌われてでも断るべきだ。

 

便利屋さんになっても、表面的な良いことしか起こらない。

 

暇が呼び寄せるネガティブ。

 

 

どうしようもできない過去の汚点。

想像しても正直無駄な未来図。

もはや趣味なのかと笑ってしまうくらい、これらについては考えてきた。

 

こういったネガティブの大好物こそ、いわゆる『暇な時間』である。

 

何もしない時間を否定する気はないが、こういった不毛なネガティブへの対処法は絶対に要る。

 

何度も何度も言っている『没頭』の時間を、必ず作ろう

ゲームでもいい。プラモでもいい。

それのみに集中できる何かを持っていると、強い

 

僕は基本的に一人だと出不精なので、インドアな趣味の方が多い。

それをチョコマカ繰り返し、組み合わせ、完全なる暇の時間を圧縮している。

 

もしとにかくぼーっとしたいなら、

いっそそれに集中してしまおう。

 

風呂。マッサージ。日差しが差し込むソファ。

 

適する場所はたくさんある。

そしてとにかく、何も考えない。

鼻から息を吸い、口から吐く。

 

これだけ繰り返せば、実は無の気持ちのままぼーっとできる。

 

ネガティブ思考がやってきがちな人は、ぜひ試してほしい。

 

『ラスボス思考』の人は要注意。

 

 

僕が勝手に『ラスボス思考』と呼んでいるものがある。

 

定義としては、

『裏切り・憎悪・死別・屈辱』などの出来事をきっかけとして、『自分以外信じていない』という思考になっちゃうこと

 

である。

 

結構RPGのラスボスに多い考え方なので、こう呼んでいる。

こういう思考の癖がある方は、まずこれを自覚しないと、真の休息は無い

 

「俺がラスボスとか頭おかしいの?」

「私にそんな野心あるわけないじゃん」

という方のため、例を挙げる。

 

業務が立て込んだ。人に仕事を依頼していた。

「抱えた仕事はてめえがやるのが筋だろう!」

と、とばっちりを受けた。

 

「仕事は減らんし、叱責されるし、何なんだ!」

それ以降、僕は人に仕事を振るのを止めた。

誰かを頼るのは、面倒だ!

 

・・とか。

まだまだ例を挙げておこう。

 

先輩が全く仕事をしない。

僕が仕事を肩代わりしないと、

この職場は機能しなくなりそうだ。

 

それを良いことに、仕事をしないっぷりは、

ますます拍車がかかっている。

たまに僕を褒めているというが、本心ではなかろう。

 

もう面倒だ。

とっとと出世して、俺が全てをやってやりたい!

 

とか。

エピソードは俗世的だが、終着点はメルヘンのボスにそっくりである。

 

人に対する憎しみや、ささくれ立った自分。

最近カリカリする人は、落ち着いて見つめなおしてほしい。

 

自覚することから全ては始まっていく。

対処法はとにかく、色眼鏡で見ることを止める。

そして再アタックする。それに尽きる。

 

一度振ってダメだったら、言い方と時期を変えてもう一度言えばいい。

 

仕事をしないのであれば、自分が仕事を抱えこみ過ぎなのかもしれない。

分けた方が、双方の為になるかも。

 

憎いと思って人をみれば、その根拠を必ず探す。

それが脳みその仕組みだという。

 

連勤が続くと、こういう思考にも陥りやすい。

ネガティブ気質ではない人も、要注意だ。

 

カリカリしたままで休息とか不可能である。

ネガティブ過ぎてもあれだが、アグレッシブなのも、それはそれで憩いの時間を奪う。

 

・・ということで、ここまでが『精神的なもの』の例と対処法であった。

 

しかし、気持ちはあれでも、身体の疲労を取ることに難儀する人も多い。

 

以下はそれのまとめを書いていく。

 

休日を邪魔する『肉体的なもの。』

 

 

寝だめはダメ。

 

 

休日に泥のように眠る人がいる。

実はこれ、逆に疲れる上、日頃の睡眠リズムをぶち壊す悪癖なのだとか。

 

理想論は以下の通りらしい。

①普段と同じリズムで起床する。

②その上で、昼寝で睡眠時間を稼ぐ。

 

まとめてドンではなく、分割した方が身体には優しいようだ。

実際今日はそう過ごしたが、体は確かに軽い。

 

ここに気を付けるだけでだいぶ変わるが、疲れが取れない原因はまだまだある。

 

結構なっちゃう栄養不足。

 

 

休日に家から出るのを嫌ったり、ゴロゴロし続けたりする人が、たまになる。

 

3食お菓子のみになったり、そもそも食べなかったりすると、明らかに栄養分が不足する!

 

そうなったら体のダルさが取れるわけがない。

だから休日でも、多少面倒と感じようが、栄養はキッチリ取るべきだ。

 

寝れば大概のことは治るが、その材料がなければ、治るものも治らない。

結構大事な目線である。

 

プレイハードな方へ。

 

 

休日はすさまじくアグレッシブに活動する方がいる。

例えば、この時期ならスノボーとか。

夏なら日帰りBBQとか。

 

思い切り遊ぶことは正直大いに結構なのだが、遊びの疲れが翌日に持ち越されるのは考え物だ。

 

そうやって大暴れした日は、例えば早く寝るとか。

温泉に立ち寄ってから帰るとか。

いつも以上に大量のご飯を食うとか。

 

そんな手を打たないと、せっかくの休みが本末転倒になってしまう。

たまにこういう遊びで疲れたのか、クタクタでやってくる人もいる。

 

それを見るたびに思ってしまう。

『遊ぶのは良いけど、疲れてんじゃねーよ』と。

どうしても、思ってしまう。

 

終わりに。

 

 

休日において、他者の目を気にしたり、逆に疲れるリズムで過ごしたりするほど、不毛なことはないと考えている。

 

感覚がマヒするほど仕事をしていると、

こういう状態にも気付けないことがある。

冗談抜きで、『僕がいないと・・』とか考えちゃう人はたまにいる。

 

日本においては、滅私奉公は美徳とされる。

長時間労働や連続勤務が美談になっているのを聞くと、鳥肌が立つ。

 

生きるために仕事をしたいのであって、仕事をするために生きたくはない

 

休日を満喫することは、転じて、自己の主体性を守ることにも繋がるのかな。

なんてふと今思った。

 

人の目はどうでもいい。

休みたいから休む。

 

だから僕は、これから美味い物を食いに行くのだ!

 

なんか、楽しくなってきた。

 

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