僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

真の優しい人を目指して。『他者の自己肯定感の満たし方』が学べる推薦図書3冊。

最近、『社会において価値がある人』の定義が変わりつつあるらしい。

 

それは、『たくさん徳や信頼を積んでいる人』なのだとか。

f:id:pochihiko_inunosuke:20190906114116p:plain

 

金はあるけど、威張り散らす人。能力は高いけど、人を見下す人。

 

そういった人に対し、世間の目はますますシビアになっているのだという。

 

つまり、『真面目にコツコツ頑張ることこそが、他者に誇れることである人』にも、スポットライトが当たる世の中になりつつある、とも解釈できる。

 

これは嬉しいではないか!僕は正直小躍りしたいくらいの興奮を覚えた。

 

自分でいうのも何だが、僕自身は人のためにすごく気を使うタイプだという自負がある。

 

理由は単純。

 

人は独りだと何も出来ないと、身に染みて感じているから。また、最後に己を助けてくれるのは、自分の能力じゃなくて人徳だと考えているから。

 

一応、人が喜んでくれることをするのが好きだから、という生まれ持った何かもあるけど。

 

ということで今日は、そういう『徳や信頼』が価値を持つ時代に備えるという目的で、推薦図書を3冊紹介しようと思う。

 

これらを読めば、人が喜んでくれることも、逆に嫌われることもよく分かる

 

ときたま耳に痛い話もあるが、それも成長痛と思って捉えてくれるとありがたし。

 

ではいこう。

 

 

 

斎藤一人の『道は開ける』

 

オススメすぎて、昔記事にしたくらいの良書。

hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com

 

『魅力』って何?

 

どういう考え方だと心が楽になるの?

 

孤独感がなかなか消えないのはなんで?

 

そういった根本的だけど抽象的で、なかなか答えが見つからない物に対し、大きなヒントが山ほど書いてある。

 

しかも最近気づいて驚いたが、心理学の研究で『効果あり』とされる方法に、驚くほどそれらが合致しているのだ。

 

対話形式なので、極めて読みやすいのも有り難い。『科学的に~』というフレーズにちょっとアレルギーがある人も、こちらなら全然問題なし。

 

コスパの良さもあり、いの一番でオススメしたい一冊だ。

 

最強の働き方

 

誰でも出来て、効果が高い、グローバルエリートの働き方をまとめた一冊。仕事術の参考書としても、学びや気付きがとても多い。

 

僕はその中での『人望』や『リーダーシップ』のところにすごく思うところがあった。

 

何故か?それは、

 

『リーダーが没落する原因は、能力不足でなく、周りのサポートが得られなくなること』

 

みたいな記述が気になりまくったためだ。

 

部下に仕事を振りまくり、かつその手柄を奪いまくった結果、アンケートで叩きのめされクビになった管理職。

 

立場が上がると同時に横柄になり、一気にそっぽを向かれ孤立したリーダー。

 

『人徳』を無視したことによる怖すぎるしっぺ返しが、実例と共に紹介されている。

 

自分の日頃の行いを省みる良い機会になる良書。これももちろんオススメだ。

 

※逆に、人を大切にした結果起きたすばらしい話も、たくさん紹介されているのでご安心を。

 

リーダーの条件

リーダーに向けて書かれた実用書だが、コンセプトとして『人に支えてもらうリーダーになる』というのを感じる。

 

それほど、『人の心を軽くする言葉や考え方』、そして『人の心を暗くする言葉や考え方』が実例と共に余すことなく紹介されている。

 

僕は今の会社で一番日が浅いという立場であり、ときたま自分に対する扱いや言葉遣いに不満を感じることもある。

 

では、同じことを自分は部下に、後輩に、友達に、決してやっていないと、胸を張って言えるのか?

 

それに少しでも詰まってしまったのなら、この本の教えを通じて自分の行いを振り返ってみよう。

 

僕も読むたびに、出来てないことの多さに愕然とする。日々精進しようと、強く思わされる良書だ。

 

終わりに。

 

勘違いなきよう言っておくが、僕は別に人たらしになりたいという下心は無い。

 

そういった下心は、驚くほど伝わるものだ。

 

もしそれが僕ににじみ出ているのなら、僕の周りはもっとアッサリした、或いは打算的な関係しか存在していないだろう。

 

真面目にコツコツ。

 

資本主義の中では不遇の扱いを受けがちだった気質。いよいよこれが武器になるなんて、楽しみで仕方がないではないか。

 

きちんと先人の教えを通じて、予習をしておこう!

 

僕もせっかくなので、全て読み直してみることとする。なんというか、楽しみだな、ほんと。

 

ということで今日はこの辺で。