僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

僕はこの1週間、何を失敗し、どう怒られてきたか?―流石に疲れてきたので、ここに葬る。

我ながら、仕事がスランプである。

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いつもはしないような仕事の抜けが目立ち、咎められる。性根がネガティブなので、そこの反省に気を取られ、また別のミスを誘発する。

 

あっちを立てればこっちが立たず。ここ最近、本気で精神が疲れている。

 

だが、正直何が原因かはわかっている。咎められるのももっともであり、その対処法も、実際うっすらつかめている。

 

しかし、心に平穏をもたらすためには、それを『筆記開示』し、脳みそから出しておくステップが必要だ。

 

だからこの1週間、自分が怒られてきたこと、やらかしてきたことを、ひたすら言葉にするよう努めてきた。

 

すると・・変な言い方だが、スランプになったおかげで大量のストックが書けているのに気がついた。

 

これはシェアしなければ勿体ない。ということで本日は、この1週間で僕がしくじり、学んだことを、僕なりの解決策も添えてご紹介していく。

 

 

  

全ての根源は酒の飲み過ぎにあり。

 

解決策:他の楽しみで、業務後のオフを埋める!

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僕は今、確実に仕事のスランプで苦しんでいる。では、それの元凶は何なのか?そもそもそれは、存在するのだろうか?

 

仕事を一つ終わらせれば、二つ増える。大量の依頼が来るため優先順位は無茶苦茶になり、いつも何かに追われてしまう。

 

自分の仕事が終わらないと怒られる。かといって、依頼事項を少しでも放置していると、それはそれで怒られる。まさに四面楚歌だ。

 

そうやって溜めてきたストレスは、全て晩酌で消してきた。いや、正確には、消してきたつもりだった。

 

酒を飲めば、その時は楽しい。だが、翌朝にそのツケが来る。寝起きが最悪になり、起床予定時間を過ぎてしまう。

 

結果、朝にしたいことの全てが出来ず、やや朦朧とした状態で、取れていない疲れを抱えて再び仕事に行くことになる。

 

これは不健全だ。しかも、アルコールは小腸の環境を著しく悪くするという。実はこれこそが、僕のメンタルを鬱々とさせている根源かもしれない。

 

実際、どうやら小腸が不調になると、メンタルもそうなるらしいのだ。思わぬところでリンクが見える。

 

現状、やはり飲酒のメリットはデメリットを超えられない。適度に付き合う方が精神力を使うので、しばらくは断酒せねばなるまい。

 

ストレス解消の術が、ストレスの根源ではないか?これを見つめなおすいいきっかけになった。そう前向きに考えて、学びとしておこう。

 

どこからどこまでが自分の責任か?

 

解決策:正直、全てについて主体性を持っている方が楽。

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今日は、自分の権限の線引きを巡り、苦言を呈された。本来僕が負うべき責務を、上司に押し付ける形になったのが原因だ。

 

怒られてしぶしぶ受け入れたが、なかなかどうにも腑に落ちない感覚が残る。魚の骨が喉に刺さっているような、不快な違和感がある。

 

僕は簡単に言えば、ある部署の監督役を任されている。だが実際、それに専念できているわけではない。

 

他の職場のそれを兼任したり、何なら自分の部署じゃない仕事や雑務も、基本僕が引き受けている。

 

タイミングが悪ければ全方向から仕事の指示が来るので、当然誰かにタスクの依頼も出さねばならない。

 

だがその依頼が、自分の責務の丸投げかどうかの線引きは、よく考えれば極めて曖昧だ。

 

本来ここは、利害を持つ人全てと話して、ルールを決めねばならないくらいの話である。だが現実的ではない、極めて面倒な話に違いはない。

 

こう考えてみると、少し僕の中で吹っ切れた。これは誰の責任かどうかをいちいち考えるから面倒なのだ。行動を起こせないのだ。

 

基本、全部自分のこととして受け止め、こなす。責任は全て自分にあるという思いを前面に出し、『作業』を依頼する。

 

こういうルールを勝手に設定し、自動的に処理をするように心がけよう。まだまだ冷静に考えれば、パンクする量ではない。

 

全てのことに主体性を。まずはこれを試してみよう。やってみて疲れるようなら、また考えればいい。

 

言い訳をするな。

 

解決策:まずは何より『すいません』。

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言い訳か説明か。これは極めて難しい。昔読んだビジネス書によれば、『保身が言い訳、利他が説明』なのだという。

 

つまり、『悪いのは自分です。そのうえで・・』という切り出し方をするのが『説明』なのだ。

 

―だが、定義を書き出してみても思うが、言い訳だろうと説明だろうと、それを伝えたところで基本良い結果にはならない

 

どのみち逆ネジを喰らい、結果怒られ、自分の行動を反省するハメになる。場合によっては尻ぬぐいもセットになることが多い。

 

最近そんなやり取りが増え、いちいち説明を考えるのがめんどくさくなったので、今後は『すいません。すぐやります。』とテンプレみたいに返そうと思っている。

 

指摘された時点で、こちらは素直に受けとめるべきなのだ。こちらの言い分で、相手が論を変えるなど、期待するべきではない。

 

自分に置き換えても思う。持論を潔くひっこめるのは、実のところ極めて難しいではないか。これを他者に求めるのはズレている。

 

言われた時点で自分の責任。だけど深くは受け止めない。人格否定ではないのだから。

 

ということで僕はこれから、『すいません。すぐやります。』を表現を変えつつ使うことにする。

 

行動が遅い!

 

解決策:確かに、頭で考える前に動いた方が良さげ。

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僕は石橋を叩いて渡るタイプである。電話をするなら、訊きたいことを箇条書きにしときたいし、分かっていることはできる限り準備をしておきたい。

 

だが、上司や会社が求めることは、文字通りの『巧遅拙速』。僕が準備に費やす時間は全て、『ムダ』という価値観らしい。

 

性格を無視して仕事をしても不幸になると言われているが・・。

 

ぶっちゃけ、そうおっしゃるならそうするしかないだろう。僕の理想など、集団の前では引っ込めてナンボだ。

 

僕は事前準備をしなかったばかりに、論点がズレたり、身のない話で時間を取ってしまったりというロスがどうにも嫌いである。

 

だが、そんなのいいからとにかく行動しろという。どんどん失敗をしろという。そんな感じ。

 

同じことを何度も言わせるな!と、今日は強めに怒られた。正直、理不尽さを覚え、軽く不快感を顔に出してしまった。

 

まぁ、バレてようがなかろうが、どうでもいいけど。

 

ここまで徹底して要求されるなら、もう、やるしかなさそうだ。自分のスタンスはあるが、それを捨てて仕事と向き合わねばならない。

 

自分の裁量が減ってくると、正直仕事はつまらない。だが、幸い自分の権限がメインの領域は、まだまだたっぷり残っている。

 

冷静に考えれば、裁量が及ばない仕事は基本したくないことだ。終わらせない限り、ぼんやりと頭に影を落とし、何をしても節々で浮かんでくる。

 

確かにな。面倒事は速攻終わらせた方が、したいことに時間が割けていいかもしれない。

 

序盤は少々はぶてていたが、『巧遅拙速』を体得できれば、逆に主体的に仕事ができるかもしれない。

 

そんな気がしてきた。ミスは失敗じゃない、学びだ。やらかしたら、こうして言葉にして、墓場に埋めればいいではないか。

 

実際過去の記憶を掘り返してみても、とりあえず行動した場合と、考えてから行動した場合で、結果に大差がないのに気づいた。

 

僕は自分が思うより、アドリブが利くタイプなのかもしれない。だとしたら、思わぬ才能に気付ける契機の可能性がある。

 

あぁ、気が楽になった。筆記開示、してみるものだな。今度から、要件について考えるのは10秒以内というルールにしてみようっと。

 

あらゆる困難事が雪だるま式に増える。

 

解決策:腹を決める。

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今日は自分にとって、とてつもなく重いタスクが片付いた。上手く言葉に出来ないが、最近の悩みごとの9割が氷解した感じだ。

 

しかし―全く別件で、それにとって代わり得る大きなトラブルが浮上した。現状僕が対処するには、状況があまりにもアバウトだが。

 

困難に次ぐ困難。心の平穏はいつになるのか。皆狙って、僕が困るように問題を引き起こしているのか?僕はしばし、疑心暗鬼になってしまった。

 

孤軍奮闘というより四面楚歌。頼れば怒られ、逆に仕事が増える。繁忙期は全員ストレスにさらされ、隠していた鬼が表面化するものらしい。

 

―以前心がへし折れた記憶が蘇ってくる。二度と味わいたくないのはおろか、思い出すのも嫌すぎる、あの日々。僕の心はまた折れるのだろうか?

 

・・・しかし、今回は違った。―どちらかと言えば、闘争心に近いものがむくむくと湧き上がってきているのだ。

 

今がどん底なら、どんなリスクもリスクじゃない。財布を落とした後に、それ以上金を落とすことが無いのに似ている。

 

そういう悟りの感覚に、今僕は居る。何というか、『腹が決まる』という言葉が表す心境を、僕は強く感じている

 

こうなればこの修羅場にどっぷりと浸かり、骨の髄までそれに染まってやろうじゃないか。投げやりともヤケクソとも違う。不思議な感覚。

 

ピンチを楽しむという言葉がある。正直大半は自己暗示の意味合いが強いだろうが、今ならその言葉をそのまま、実現できそうな気配がある。

 

働き過ぎで頭がおかしくなったのだろうか?それとも―社会人として、と言うより人間として、次のステージに上がれたということなのだろうか?

 

どちらにせよ、これからしばらくは、今まで見ていた景色とは違うものが見れそうだ。楽しみである。

 

終わりに。

 

強いストレスや不安にさらされていると、精神衛生上、極めてよろしくない。

 

過去色々あって、依存症レベルに酒を飲んだことも、睡眠薬を飲んだこともあるが・・。それらの解消効果は、この『筆記開示』が一番高いと思う。

 

実際僕の心は今、涼やかだ。たまたま今日明日と連休になったため、あえて仕事を徹底して入れず、一旦リセットしようと取り組んでいる最中である。

 

しかし明後日からまた修羅場になることが予想できる。でも、不思議と恐れもイライラも無い。ドンと来い。そんな心持だ。

 

もし日頃、強いストレスや不安にさらされているなら・・ぜひそれをこうして文章にしてみてほしい。

 

そうすることで気持ちの整理がつく。自分のネガティブの正体に気付ける。良いことが多い。

 

そういう健全な提案をもって、今日はこれにて終わりとする。