油断すれば最近また、【有意義な休日】から遠ざかってしまっている。
昔こんな記事たちを書いているのに、この体たらく。やはり性根の気質をぶっ壊すのは難しいということなのだろう。
きっと僕は休日の過ごし方がへたくそなのだ。だからこそ、常日頃からしっかりとこれについて考えておく必要があるらしい。
だから最近は、平日の空き時間にオリジナルの暇つぶしを考えておき、そしてその実証に休日を充てている。
言い換えれば、【我流暇つぶしの開発】に最近ハマっているということだ。先に結果を言うと、9割はぶっちゃけクソだが、1割は結構楽しかった。
そこで今日は、その貴重な1割を惜しみもなくここに書いてやろうと思う。
何年たっても休日の過ごし方が分からない同志に役立てば嬉しい。ではいこう。
新たなワザを調べて試す。
あちこちのサイトや文献でみられるのだが、実は有意義な休日に必要な要素は極めてシンプルである。それは、
①新しいことを学ぶ
②新しい何かを創る
の2点だ。これを含んでさえいれば、極論有意義な休日に早変わりする。その一番シンプルな形が、『新たなワザを調べて試す』というモノだと思う。
いわば、真似したくなるものをYoutubeか何かで探し、実際にやってみるだけだ。
例えば僕なら、昨日は将棋のカニカニ銀という戦法を『こまお』に試してみた。(一勝一敗)
先週はCOOKPADに載っていた美味しそうな料理を実際に作ってみた。(これは大成功)
また別日は、やったことの無い腕の筋トレを実践した。すさまじく腕が筋肉痛になり、成果は上々である。
ということで皆様もぜひ、自分の得意分野か否かを問わず、新しい知識を調べて実践してみてほしい。ハッキリ言うが、かなり楽しい。
またそれを繰り返すことで、圧倒的経験値が知らない間に溜まるという美味しさもある。やはり、ただ惰眠をむさぼるだけが休日ではないのだ。
ひとりロケ企画。
変で悲しいヤツと言われればそれまでだが、僕はユルいテレビ番組っぽい小旅行や企画立案・実行するのが大好きである。
何かしらのテーマと目標を設定し、演出自分、演者自分で、カメラも無いのにロケをするというイメージだ。字にするとめちゃ寂しい。
だが、これはハッキリ言うが、多人数での行動を好まない人間に大変向いている遊びだと思う。絶対にそうだ。
例えばこないだ、『男一人でデートスポットを巡っても、ちゃんと楽しいのか?』をテーマに、一人で下関に行ってきた。
海響館を巡り、回転寿司を食べ、温泉につかって帰る。全部独りではあったが、実際、ちゃんと楽しかった。
また更に昔には、『手料理だけで居酒屋は再現できるのか?』をテーマに、お通しから〆までを自炊しつつ飲むという謎企画をやってみたこともある。
居酒屋で払う代金の半分以下で、普通に楽しく美味しく再現が出来た。手放しでオススメはしないが、非常に有意義だった記憶がある。
その他、ここでは言えないアホなことを色々とやっている。そのたびに、そこそこ頭を使うし、そこそこの交友費を削減もできている。
皆様もプロデューサーになったつもりで、一度何かを企画し実行してみてはどうだろうか?
超過密スケジュールごっこ。
休日特有の、『時間が無限にある!』という考えは、かなり危険だ。なんでもできるという油断は、無意識のうちに時間をどんどんと経たせるためである。
それを防ぐため、前日の夜に、休日にすべきことを超細かいことまで含めリストアップしておくのがいい。できれば、実行予定の時間も含めて。
9:00 起床
9:30 読書
10:00 散歩
10:20 筋トレ
11:00 洗濯&ブログ手直し
(中略)
20:00 自炊
21:00 独り飲み開始
23:00 寝る
という具合で、とにかく箇条書きにするのがコツだ。たったこれだけで疑似忙しい人体験もでき、不思議とテンションが上がる。
一日くらい休日を忙しくしても、バチも当たらないし死にもしない。忙しい休日とはやや逆説的だが、やってみる価値は確実にある。
終わりに。
そんな僕だが、現在進行形で貴重な休日を満喫中だ。
まだまだやりたいことはたくさんある。読みたい本もあるし、試したい将棋の戦法もある。作りたい料理もあるし、材料も買ってある。
夢は膨らむ。僕は今、正しい休日をエンジョイしている。
休日は退屈なだけ、いっそ仕事をしていた方がマシ・・・
そんな皆様も、変なことを言ってる僕の暇つぶしを試してみてほしい。少しだけでも休日が良い方に転ぶはずだから。
それでは今日はこの辺で。