最近、僕の知り合いの知り合いが『自殺』したという、非常に辛い知らせが飛び込んできた。
正直僕から見れば面識のない一他人なのだが、それを聞いてからというもの、なぜかお腹の辺りに重さを感じ、そして『死』についての反芻思考が始まってしまった。
―こんな経験、皆様は無いだろうか?辛いニュースや悲しい物語を聞いたり読んだりした後から、ネガティブがどこかから湧いて、そして膨らむ感覚。
恐らく多くの方に当てはまるのではと思う。そしてこの種の『ネガティブ』は、極めて厄介な性質を持っている。
今日は少しでも多くの人にそれを伝えるべく、情報をシェアしておく。
『ネガティブ』なニュースが損なわせるモノ。
まずなにより、非常にこの記事が勉強になった。
僕自身、常々なぜ定期的にどうでもいい不倫のニュースが流れたり、Youtubeの漫画等の広告があそこまで陰鬱なのかと考えていたが・・それが氷解した。
まず人は、ネガティブにさらされることで、『自制心』が弱くなるのだという。これは何か納得。
先の記事にも書いてあるが、例えばタバコのパッケージに健康被害等のネガティブなことを書いておくと、逆に売り上げが伸びるというデータがあるらしい。
つまり、自分のコンプレックスに関するネガティブな何かを受けると、人はそれに対する誘惑に負けやすくなるのだという。なんとまぁ・・・。
ただこう考えれば、例えば『Youtube』の広告がなんか暗くて辛い作品ばっかりな理由も見えてくる。
動画再生の度に、『ネガティブ』に触れる
↓
『自制心』がどんどん弱くなる
↓
結果、動画の視聴が止まらない、或いはついつい広告の商品を買ってしまう!
↓
以下、ループ・・・・
―思い返せば、コンプレックス商法とか、NTRとか、いじめとか、復讐とか、SNSの闇とか、借金とか、裏切りとか、マジでこういう漫画ばかりが出てきて辟易する。
しかし良いか悪いかはさておき、人が本能的に注目し、依存し、そして買わせる手法と考えれば、胸糞は悪いものの納得せざるを得ない。
さらに、ネガティブはポジティブの7倍も強く、伝染し別の人もネガティブにするなど、その厄介さはさながらコロナ並みである。
最初の件に戻ると、辛いニュースで『うつ』になるのは、僕の精神が弱いというより、人間が生まれ持った性質なのだと納得する。
実際不思議なもので、これを書いているのは昼間なのだが、早くも飲酒したくなってきている。欲望に負けそうで危ない危ない・・・。
―だが、こうして輪郭を捉えてしまえば、打てる手も出てくる。尚、さっきの記事では、『徹底して避けること』を推奨されていたし、その通りだと思う。
しかし、現実問題それを貫き通すのは難しい。ネガティブは何もマスメディアに限った話じゃなく、その辺の会話や独り言にも散りばめられているからだ。
ということでここからは、そういった『実は半端なく強いネガティブという魔物』を撃破するテクニックを、試してみて効いたヤツに絞って紹介しよう。
脱・『受動ストレス』。
―ただ、これらを僕の変な言葉で説明するのも考え物だ。以下、超有益な記事を紹介するので、興味がある物だけでも読んでみてほしい。
―尚、状況が許すなら、例えば『激しめの運動』や『趣味への没頭』も効果が高くてオススメである。
終わりに。
ここまで書いてもなんだが、やはり冒頭のニュースはかなりキツかった。詳しくは言えないが、状況的に他人だけど他人事ではなかったためであろう。
ぶっちゃけまだ意味もなくどんよりしており、『どうした俺?』と感じてしまう。だがそれを無理にポジティブに正すのも違う。
こういった特性は、物理攻撃が効かないスライムには魔法をぶつけるように、それに合った対策をせねば始まらない。そのためにはまず、知ることである。
この記事が、その一助になっていれば嬉しい。
では今日はこの辺で。