最近、ふと友人や会社でのLINEグループを見ていて驚いた。
先輩や友達問わず、僕がズケズケと頼みごとができているからだ。やってない人への「やってくださいよ!」というフォローも意識せずできている。これは凄い成長だ。
というのも、僕はほんの数年前まで頼みごとが全くできず、仕事もストレスも抱え込み、心を壊しかけた経験があるのだ。
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そんなどん底から、ある種這い上がることができたのはなんでだろう。ここはきちんと掘り下げて、言語化しておいた方がよさそうだ。
ということで今日は、『頼み事』ができず詰んでいるあなたに向けて、実践的な克服法を紹介しようと思う。
- ファーストステップ:まずは難易度が低い相手にお願いをしてみる。
- 実践トレーニング:企画を立案、計画、運営しよう。
- 基礎トレーニング:ガンガンお願いできる人の思考を学ぼう。
- ガチで鍛えたい人向け:一週間で50回、誰かにお願いしてみよう。
- 終わりに。
ファーストステップ:まずは難易度が低い相手にお願いをしてみる。
何より大切なのは、『頼みごとができた!』という経験だ。最初は人を選び、非常に軽いお願い事から、一歩踏み出してみよう。後輩とか、友達とか。
例えば、○○を教えてほしいとかでもいいし、もう少し踏み込めれば、遊びを企画してほしいと言ってみてもいい。
その際の注意点だが、断られても凹まないことだ。凹まないというより、冷静に、『それは人格否定ではない』と意識することが大事。
拒絶が怖いのは僕もよくわかるが、頼みごとをぷいと受けてもらえないことをそれと同義とすれば、生き辛くて仕方なくなる。
―ちなみに、超ネガティブという自覚があるなら、頼みごとが上手くいく度に、メモ書きか何かで感情や具体的な行動を書き残し、蓄積するのをオススメする。
学ぶなら成功からの方が良いし、それが溜まっていけば自信にもなる。まずはここから鍛えていこう。
実践トレーニング:企画を立案、計画、運営しよう。
そうやって最初の一歩を踏み出したら、次のステップに行こう。それは、『企画』の立案・計画・運営である。これは何も事業じゃなく、遊びのそれでいい。
コツは、やることをリストアップし、それを得意そうなヤツに依頼してみることだ。例えば算数が得意なヤツに会計を依頼するとか、そういう感じ。
これはウィンーウィンというよりギブアンドテイクの関係になるので、意外と依頼が出しやすいというメリットがある。
ちなみに一番それを学べるのはBBQだ。人集め・材料調達・キャンプ場探し・配車・当日の火起こし等々、やることは結構多いので依頼しやすい。
最初に指示が上手くいかないなどご愛嬌なのだ。笑って許してもらえて、かつ忌憚なくフィードバックを貰える仲間内で経験値を得よう。
基礎トレーニング:ガンガンお願いできる人の思考を学ぼう。
後は、人にガンガンお願いできる人の言動や思考を学び、それを自分に移植すればいっちょ上がりだ。
以下、オススメのコンテンツを思いつく限り列挙してみる。
ガチで鍛えたい人向け:一週間で50回、誰かにお願いしてみよう。
本当に最後に、僕がこっそり取り組んで相当自信になったチャレンジをお伝えする。それは、とにかく『数をこなす』ことだ
それをノルマにして、ゲームみたいにクリアを考える。僕はこれがハマった。週に50回とは、1日に7~8回である。これはなかなかタフ!
だから非常に小さいお願い(あれ取って)もカウントに入れたり、自分の中で大きい依頼は5ポイントにしたり、その辺のちょろまかしは工夫した。
極論、一度こういう密な経験を積めば、本当に後が楽になるのだ。殻を破るためにも、エクストリームなノルマに挑んでみよう。
終わりに。
ということでここに書いた話をまとめちゃうと、
さっさと経験をいっぱい積め!ただし細かい修整・改善は怠らず!
という具合になる。これ以上の王道は無いのだ。(もしあると主張されているなら、アヤしいセミナーを疑った方が良いかも)
まずは頼む!そこからがやはりスタートであり要である。
では今日はこの辺で。