今僕はですね、とある場所に向かう途中、運転しながらこの記事の内容をお話ししております。
今回何を話そうかということなんですけれども・・・。
まあこのブログを読まれているという方は、自分が人見知りであったりネガティブだったりといったところに心当たりがおありなのだろうと思うんですけれども。
僕ももちろんそうでして、そのせいかですね、やはり会話がむちゃくちゃ苦手です。
未だに話を盛り上げるのって、結構意識使わなきゃいけないので、クタクタになっちゃうんですよ。
自分と趣味が合うみたいに、相手に興味がある時ならまだしも・・・。
いるじゃないですか、どうしても、こう・・・あんま話してたくねーな、って相手。
これは実は同窓会だったんですけども、やっぱり悲しい話、数名いたわけです。
良い大学を出ていたことや、結婚していることで無意識にマウントを取っちゃうような言動をしちゃう人。本当に無意識でしょうけどね・・・。
こうなっちゃえば、どんだけ見てくれがよかろうが、この謎の会話の時間、こいつらにやるのやだなーってなるわけです。
ただ、同席者には普通におもろいやつもいて、席そのものを中座しちゃうのはもったいないって場面もまた多いですよね。
そこで今回はですね、『ちょっと苦手な人だけどなー、適当に話を盛り上げとかないとイケンなぁ・・』みたいな、そういう場面で使える考え方をご紹介したいと思います。
それはですね、西村博之さんという方が書かれた『論破力』に書いてあるんですけども。
簡単に言えばですね、いろんな質問を投げて、その人はどういう考え方をするのかを探るというゲームですね。
本読んだだけだとよくわかんなかったんですけども、僕自身、『超似てるなぁ』というやり取りがありまして。
それがですね、アキネーター、ランプの魔人ってご存知でしょうか?
頭に思い浮かべたキャラのことをどんどん質問されて、最終的にほぼ正確に当てられるという、あの無料アプリないしブラウザのゲームのやつです。
思考パターンを読み取るというのはですね、まず、その人がどういう考え方をするのかを、いろんな質問して探ります。
ある程度モデルが固まってきたら、逆にこちらから、『この場合はこう考えますよね』というふうに、先打ちの質問をします。
それに対し『イエス』なら分析完了で、『ノー』ならまたやり直す、と・・。
これを繰り返し、こういう考え方っぽいな、もし本当にそうならば、このアイデアに対してこう答えるだろう・・・というのを作り上げていくと言う感じです。
こういう風に考えると、ちょっと面倒な人との会話のやり取りもですね、だいぶマシになると思わないでしょうか?
ということで、別に実際にあったわけじゃないですけども、使いどころの例をですね、ちょっとご紹介して軽く遊んでみたいと思います。
例えば、聞いてもないのに理想の異性の条件を話して、そうじゃない人間をこき下ろすタイプの人、稀にですけどいますよね。
『年収一千万じゃない男とかありえない』という話が有名ですが・・・。仮に、そんな話をしてきたとしましょう。
ここのコツはですね、『意地悪い事言って論破する!!』とかそういうことは考えないことです。
もっと純粋に、『この人は何を根拠にそういうことを言ってるのかなぁ』という風に、興味を持っていろんな質問すればいいんです。
僕ならまず、『それは手取りですか?それとも額面ですか?』的な質問をしますね。
手取り1000万と、額面1000万って、似てるようで結構違うんですよ。
例えば額面1000万円ならば、そっから税金が取られるので、700~800万円くらいが相場の様です。
もし額面というならば、『税金で差っ引かれるのを考えたら、手取り750万くらいでもOKということですかね?』と尋ねて遊ぶかなぁ、と。
―ひとしきりここで遊んだら、多分少しひねります。『結構な年上好きですか?』という感じに、ですね。
『YES』なら、『では、1000万持っている年下と、500万稼ぐすてきなおじさんだったらどうなります?』という風に探ります。
『NO』なら、『1000万を稼ぐとなれば、年齢を重ねるか、外資系か、起業家か、アウトローな人だと思うんですけど、どれが好きなんですか?』と聞きますかね。
―こういうのを探っていき、最終的には『結局、金と性格ならどっちに重きを置いてる人が多いんだろう?』という質問までたどり着くと思いますね、我ながら。
だから最終ゴールは、『1000万のブサメンと300万のイケメン』みたいな、メリット・デメリットが極端な例をいっぱい投げて遊ぶと思います。
―このやり取りは、相手には質問をたくさんすることになるので、別にそうでなくても興味を持ってるように思われるというのがミソです。
一方的な謎自慢もマウントもつまらないので、それらを封じつつも、こういうこと言っちゃう人の思考とはどうなんだろうというのを、調べて遊べるわけなんですよ。
かっこいい言葉で言えばですね、僕の知的好奇心がくすぐられるわけです。不毛な時間が有意義に早変わり。
念を押しておきますが、僕はそういうことを言っちゃう人をけなす気はさらさらありません。
純粋に、僕は自分に対し、そこまで極端な条件付けをしていい人間だと思っていないんで、単純にそういうのを思える人の思考が気になるだけなんですね。
つまらないけど自分と対極の考え方をしてる人って、ある意味面白い論理を使っている可能性大という話なんですよ。
じゃあその人がどう考えてるのかを調べて遊ぶ、 Akinator みたいな時間に変えてしまえば、実は会話もかなりマシになります。
おかげさまで、こういう考え方を知って実践することで、かなり不毛な会話のやり取りもだいぶ減りました。
これはかなり大きい発見です。
ネガティブだからとかヘタレだからとか関係なく、精神の健康を保つための一つの方法ということで、頭に入れておいたらいいんじゃないかなと思います。
よろしければ是非試してみてください。
では、今日はこの辺で。