突然だが、皆さんは、論理的な説明ができないのに、不思議と苦手な対象は無いだろうか?
極端な例だと、集合体恐怖症とか、クモとかが浮かぶと思うが、それって別に動物限定ではないのではなかろうか?
白状すると、僕は容姿にも頭脳にも恵まれた人間がかつて非常に苦手で、相対するだけで勝手に敗北感を覚えていたゴミ野郎だった時期がある。(記事にもしたけどね)
―こういうのだったらまだかわいい方で、世界にはまだまだ、性癖とか肌の色とか出自とかコロナ罹患とかで、上下を付けてキャッキャ言う残念な風潮も強い。
しかし、自分は全てに対してフェアかと言われれば、それはそれで勿論アヤシイ。だからジレンマを抱え、モヤモヤする。以下の記事を読めば猶更だ。
ではどうすればこの辺のモヤモヤを打破できるのか?できれば少なくとも自分から敵と思う存在は減らしたいし、頭が悪いって思われたくもないじゃないですか。
―というワケで僕は最近、自分の中で違和感を覚えるタイプの人に出会ったら、それを打破し理解するため、具体的なある2つの行動を取るようにしている。
色々試してみたが、少なくとも僕にとっては効果が非常に高いと、体感として感じているためだ。今日はそれをシェアしてみたい。
具体的な施策①:その人の率直な思いを読む。
僕は先ほど、『容姿にも頭脳にも恵まれた人間がかつて非常に苦手』と書いたが、今は割と平気になっている。
紆余曲折を経たのには間違いないが、実はその大きなきっかけになったのが、そっち側の人の脳内を読んだことである。
例えば、高身長・美人・超大手企業勤務のとある人がいて、僕は最初、勿論嫉妬に近い感情を抱いてしまった。(てへ)
しかし、ある日たまたま、その人へのインタビュー記事を目にしたことで、その印象はガラリと変わったのだ。
その人は、自分が高身長であることにコンプレックスを抱き、また何をしても他者から嫉妬される環境が嫌で、その反動を使いそのレベルまで行ったのだという。
つまり、僕らと同じく変えられないことで悩んでもいるし、かつ決して凡人には想像できない思考回路をしているわけでもないのである。
そう思った瞬間から、自分が高みに上ったわけでも、その人を引きずり下ろしたわけでもないのに、ヘンに構える力が不思議と抜けたのだ。
これは費用対効果に優れた施策である。
いつぞやも似たことを書いたが、やはり『知ることは大概のことを何とかしてくれる』のかもしれない。
具体的な施策②:その人の思考回路を質問で探る。
こちらは手前味噌だが、僕の最近書いた記事の内容だ。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
―もし自分の消化しきれない思考や価値観を持つ人間と直接喋る機会があるのなら、さながらインタビューのごとく、質問を通じて内面を探ると良い。
得てして、メディアを通じて伝わる像は、その人の良いとこどりか、操作された印象でしかない。つまり、本質とズレている可能性が大いにあり得るのだ。
自分が苦手とするのは、そういう『偶像』に過ぎないこともある。その内側にある本当の姿は、意外と親しみやすく、人間臭いところがあるかもしれないのだ。
もちろん、結果一層苦手とわかることもあるが、それはそれで一つの知見だし経験だ。
いっそ突っ込もう。異物はガリガリと砕き、頭から飲み込む気概の方が良いのかもしれない。
終わりに。
ってことで、意外と同じ悩みを抱えている人が多いかもな~って印象を抱く事柄に絞り、記事を書いてみた。
文字数はそこまで膨らんでいないが、言いたいことは言えたので満足である。
では今日はこの辺で。