相変わらず本を読む。しかし、それを実践できている気がしていなかったので、検証に特化した一週間を設定したのはついこないだの話。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
そのおかげが、超頭でっかちモードだった時期から比べたら、遥かにマシになった実感はある。
―だが、世間一般の傾向としては、そうでもないっぽい。
例えば『Yahoo知恵袋』みたいな質問投稿サイトを見ると、『これを実践したら変わりますか?』という質問が目立っている。
もちろん答えは『あなた次第です』というしかないので、まずは変わるか変わらないかから実践して試さねばならないのだが・・・。
気持ちはわかるが、そこからそもそもヒヨる人は多い。一歩踏み出したいけど、未知すぎてそれすらためらうという気持ち。わかる。
『ここを抜ければ絶景が見れるから!』と、真っ暗闇の洞窟を指さされても、足が出ない方が自然だろう。だが、それを別の方法で『照らす』ことは不可能じゃない。
そう、『行動を起こすプロ』に思考や思想を学べばいいのだ。今日はそんなお話である。
まずは『マインドセット』から。
そもそもメンタルの持ちようから難ありという自覚があるのなら、マインドセットから始めた方が良い。
といっても、ポジティブ名言を毎朝100連呼とかバカな事はしなくてもいい。深いメッセージをくれる人の動画やメッセージを見れば十分である。
『頑張れば変われるんだ!!』というセリフだけなら、僕は正直ただの能天気だと感じるのだが・・・。
『正しい努力で大抵のことは矯正可能だと、科学的にはデータが揃っています』と言われれば、”僕の場合は”腑に落ちる。ちなみに、上記の動画はそっちに近い。
こういうメッセージを通じて、『変われないことってないんだな』とか、『とりあえず試した方がトクだな』という気持ちを作ること。
本当に何も試したことが無い状態なら、いっそこれくらい基礎から始めてはいかがだろうか。
それを踏まえた上で、続いて実践録に移る。
本を読んだ時点で、何をするか決める。
こちらのインタビューに書いてあった内容。
この前田裕二氏は、『本を読んだら、自分の現状を思い浮かべて、試せそうなことを3つ書き出す』のだという。
これは非常にシンプルだが、とても大事な考え方・方法論だと、まさに盲点を突かれた気がして目から鱗であった。
何を読むにしても、『これをどう活かそうか?』というのを意識して読み、そしてそれを使うことをしないと、マジでただの知識オタクになるだけとなる。
―これは昔僕がドハマりしていた罠だったのだが、本を読んだだけでは1㎜も成長しないのだ。あくまで、成長するきっかけをつかんだだけに過ぎない。
だから試す必要がある。正直、僕も10年前に気付けていれば、見える景色は今頃だいぶ違っているだろうなと悔やむくらい、自明だが誰も試さない方法であると思う。
内省は徹底する。ただし―・・・
トンデモナイ高みに出る人ほど、実は徹底したネガティブに身を置いていた時期とか、時間とかがあることが多い。
だが、だからと言って寝床で僕らが内省を繰り返しても、多分鬱病になる。正しい方法を使わねば、考え事は心も身体も壊すのだ。
そういうことでオススメしたいのは、やはり『筆記開示』である。
自分の頭の中のモヤモヤを、寝る10分前を使いひたすらに書いて、書いて、書き殴る。
その上で、その中から次回試せそうな『手段』を取り出し、実践投入。そしてそれを使ってみた感想を、グルグルとまた考えるのだ。
実は、ネガティブの底に達した人たちも、そこで何かを拾って帰ってきたという経験が非常に目立つのだ。
強制的に目線や考え方が変わることで、今まで見えなかった何かが見える。スピリチュアルだが、そう言うことなんだと思う。
僕らはネガティブを捨てて生きることは出来ない。であれば、健全な関係性を築いて、就かず離れず利用して・されてを心掛けた方が良いのではなかろうか。
表現する場を創っておく。
最後は僕の持論なのだが、このブログを始めとして、自分の経験を表現できる場を作ったことは、行動を起こす大きな原動力になっている。
不思議なもので、『成功しようが失敗しようがネタになるな』という意識一つで、どんな行動も『結局トク』という結論が出るためだ。
つまり、自分の成功を評価し、ミスを慰めたり笑ったりしてくれるコミュニティを創り、そこに意識を向けることもまた、行動を起こすために必要な後ろ盾となる。
SNSを始めるとかそういう次元でなくても良いので、行動の後は自分の経験を面白がってくれる人にシェアしてみてはどうだろうか。
終わりに。
ってことで今日は、私見をウダウダ書き殴ってみた。
行動が人を変えるのはみんな知ってるかと思うが、その一歩目がやっぱり一番しんどいのだ。ではどうするか?
それについてのヒントになっていれば嬉しい。
では今日はこの辺で。