もうすぐ2020年も終わりですなぁ。コロナ禍の影響で3~4月にかけてはクソ時間ができたのもあり、今年は例年以上に読書ができましたよ、と。
前半こそ再読に力を入れたけれど、8月くらいを目途に、また新しい本を買うようになり、結果今年は10冊近く家に本が増えた。
まぁ、読書好きに言わせればカスみたいな量ですが・・・。
てなわけでその中でも『こら良かった!』と思った本を4つ、手前味噌だが総まとめと言うことでご紹介しておこうっと。
1.サクサクわかる現代史
大手予備校講師と漫画家による異色の共著作。発売された年は少し古いが、書いてある情報は全く色褪せていない。
ぶっちゃけ全然わかってなかったパレスチナ情勢の『原因と経過』を中心に、カリスマ講師による論理的で非常にわかり易い説明が、まず嬉しい。
そしてその説明を、国を擬人化したキャラクターを使った漫画で、これまた平易にまとめたものが合間合間に挿入されるため、読んでいてマジで飽きないし、サクサク進む。
第一次世界大戦とか、ソビエト社会主義共和国連邦ってつまりなんだとか、その辺がモヤモヤしている人にオススメの一冊である。
2.論破力
何かと話題になる著者による、『意識的に使っている論破のコツ』をまとめた一冊である。
中にはネタに振ったのももちろんあるが、ハッキリ言ってほぼ全てが実践的で即効性があり、真似することも十分可能な『心掛け』レベルなのが嬉しい。
(個人的に一番なるほどと思ったのは、『言い争いには必ず第三者を混ぜろ』みたいなくだりである)
僕ら人見知りは押しと衝突に非常に弱い。だからこそ、こういった『対人関係における変化球』はゴリゴリと吸収していかないと、いずれ心がぶっ壊れる遠因にさえなる。
・・ちなみにその『論破テク』の使用例は、著者のTwitterで大量に見ることができる。読んでいてなんかモヤモヤする人もいるが、参考にされたし。
3.死ぬこと以外かすり傷
今年にスキャンダルめいたことをちょっとやっちゃったが、その著者の思想は非常に先鋭的に見えて、実は結構地に足がついた思考であることが読み取れる一冊。
各ヒット作の裏話を随所に散りばめながら、この世における成功の法則が熱いメッセージと共に紹介されており、読むたびに『何かしたくなる』稀有な本だと思う。
『なんかまだまだ上に行きたいし、新しいことをいっぱいやりたい!!』というのがモチベになる人は、読んでおいて損はない一冊だと思う。
4.革命のファンファーレ
これも少し今さら感があるっちゃあるが、『今の時代で意図的にヒットを生み出すにはどうすれば良いか』を一冊で学びたいなら絶対にこれだと思う。
また、『狙ってヒットを出せるようになるためには、どういう思考をすればいいか』にまで突っ込んでいるため、平易な文体に対し、充分理解するのは結構難儀する。
詳しくは言えないが、僕も職場でその教えの1つを実践したところ、狙った通りの効果がちゃんと出た。
たまたまという可能性ももちろんぬぐえないのだが、『ホントなんだ!』という強い感動を覚えたことも、さらりと付記しておく。
・・・ってことで手短になったし、他にも読んだ本はあるのだが、そちらはまだ読み終えてなかったり、内容を咀嚼しきれていなかったりで、割愛させていただく。
次年度もマイペースに本を読んで、きちんと実践していけたらなと、ゆる~く考えております。
では今日はこの辺で。