【恋愛】という謎を綺麗さっぱり諦めて、何年経つだろう。自分が少しズレた性的嗜好を持っていると悟っているのは何度も書いたのでいちいち書かない。
しかしながら、当然と言われればそれまでなものの、必死こいて頑張ってた20代前半も、全部止めた最近も、異性からの"モテ"なるものは全然変化が無いのが面白い。
多分僕には、『努力』で上塗りできないレベルの、【恋愛】を勝ち抜くにおいては欠陥である”何か”が色濃く出てしまっているのだろう。
これって何なのだろうか。不思議なので、眠れない夜とか、長距離のドライブの折とか、ちょこちょこ考え続けてみた。
そして最近、それを大体言語化できたと考えている。まぁ、死ぬほどどうでもいい脳内談義の議事録と言えばそれまでなんだけど。
ただそれでも、もしかしたらモテたいという夢を諦めきれない諸氏に役立つかもしれないので、ここに書き散らそうと思う次第。
くっそ灰汁が強い持論ですが、エンタメとして笑っていただければ嬉しい。では行こう。
なんやかんやでモテる人に絶対不可欠な条件。
世間一般のモテる男について、まずは考察する。
『どうせチャラ男だろ!』みたいな先入観なく紐解きたいので、信ぴょう性はさておきアンケートを基にして考えることにする。
参考になりそうなアンケートは、以下の2つ。
まず、『容姿以外で』彼氏に求めるものというヤツ。(多分これは天賦の才以外でどうにかなる要素に絞りましたという意味なので、敵視しない方が吉)
ガールズ白書 女のコの『彼氏ゲットのための』恋愛意識調査 - OZmall
・・・具体的にどういう言動を指すのかはピンと来ないのだが、『優しさや誠実さ』がその条件なのだとか。
※ちなみに以下のサイトには、『優しさ≒協調性を優先できること』『誠実さ≒真面目に仕事等へ打ち込めること』と解説されていた。参考にされたし。
んでもう1つは、結婚相手に一番求めること一覧だ。
言葉が変わっているが、例えば『優しければ価値観を合わせてくれるし性格も良い』ってことだし、『誠実ならば仕事めちゃするから稼ぎも良い』となるよね、と。
僕の既婚友人たちを見ても、面白いほどこれらの要素を持っているのに気づかされる。
『優しくて誠実で、最低限度の見た目への気配りを持つオトコ』。
これがモテる条件の一番シンプルで抽象的なところなんじゃないでしょうか。
ーこの気づきを取り出すと、僕の超欠点が、もっと言えば周りの『モテないよう(´;ω;`)』ってヤツらの致命的欠陥が浮き彫りになってくる。
それは例えばエステに行けば良いとかオシャレを学べばいいとか、そういう外面云々で何とかなる話では無い。覚悟が必要なレベルだ。
続いてはそれについて述べてくぞい。
男子に恋愛も結婚も無理。
いきなり言っちゃいますね。僕含め、周りのモテないヤツらは、『大人になれていない男子』なのだ。
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・・・きちんと説明します。まず、『大人』ってなんじゃろな、と。ここでは見た目ではなく内面、性格で考えたい。
すると想像に難くないが、空気を読んで意見を調整できるとか、必要なところは妥協するとか、つまり自分を周りに合わせることができる人が浮かぶのではなかろうか。
自分を一旦捨てて、他者を優先できるのが大人。何かしっくりと、僕は来る。
ーでは逆に、『おこちゃま』を想像してみよう。ここでいうなら『男子』である。
認めてほしいという欲求に飢え、ワガママを通したくて仕方なく、とりあえず自分の思うがままに行動する。つまり他者を自分に合わせるタイプである。
もっと言えば、合コンで嫌われるタイプのことだ。自分の話したいことを、相手の様子を無視してたくさん話しちゃう。
異性が全員、話を『褒めながら、認めながら聞いてくれる』お母さんかお姉ちゃんみたいに思っちゃう感じ。(たまに自分を凄く見せようと必死なだけなのもあるけど)
聞き上手こそがモテる条件に挙がっているのを考えれば、綺麗なほど正反対だ。なんかこう、自分にヴァリヴァリ当てはまるので、泣きそうである。
これを踏まえれば、周りの『アホ丸出しなのにモテてる男たち』の説明もどんどんついていく。
例えばさりげなく気配りができたり、彼女や嫁のリクエストを全力で叶えたり、なんなら何かしらの肩書を持っていたりと、『大人』な面が絶対にそこへ存在する。
周りからめちゃ言われるが、かくいう僕の精神年齢は9歳程度である。小学3年生がモテる努力をするわけが無いじゃないか?
知らないことを知ることに夢中だし、ハマっていることに時間を割くことが大切なんだから。何より伸びしろがある自分を伸ばすことが面白い。
だがそういう奴をみて女子が思うことは、間違っても『素敵!』ではない。『男子ってアホやな』という感想である。
大体中学に入った辺りで思春期を迎え、押し引きを知り、容姿や能力、アウトローな性格という才能を持った奴からモテ始めていく。
高校~大学からは後天的な努力が実を結び始め、頑張った結果『大人になった』男たちが、夢を叶えていく。
その流れをガン無視して『男子』であり続けた存在。オシャレよりゲーム。聞くより話す。それが僕らでありモテない人間の正体。
今のところ、これが僕なりの結論である。
・・・ってことは、『男子』である言動を自覚し、『大人』を学んで吸収し実践すれば、近く彼女ができるんじゃね?と思われるかもしれない。
正直、『超がんばれば』不可能じゃないとは思う。人間、大抵の場合、やって出来ないことは無い。
ーが、それに関して僕は完全に脱落だ。最後の段落では、"僕が"モテない理由をバシッと書いて、結びにしたいと思う。
精神年齢9歳。
簡単だ。僕はずっと子どものような思考回路で生きていきたいからだ。
したいことを諦めるような考え方はクソ食らえ。我慢するより達成する方法を考えたい。僕は自分の人生を独り占めしたいのだ。
モテるとは、自分の中の男子を殺すことに他ならない。人はそれを成長と呼ぶが、僕にとっては"殺す"も同義だ。
未知のことに心躍らせ、知りたいことを好きなだけ学ぶ。大人になれよと言われても嫌そうな顔で無視して、生徒が言ってくる”うんち”を一緒に笑う。
こんな奴に惚れる女の人は頭がおかしい。だからいなくて当然だ。
だが、それでいい。幸い、僕はモテないことが別に痛みじゃない性質を持って産まれたらしい。好きなだけ、死ぬまで男子でいられるのだ。
僕はモテない。それは事実。だが、モテようという気もマジでさらさらない。
僕にとってモテるとは、子どものような純粋さと好奇心を殺すことに他ならない。そうしてまで得たいほど、彼女や嫁、子どもや家族は、僕にとって尊くない。それだけ。
デートするより家でゲームしてたいし、彼女よりも今は新しいシュラフの方が欲しい。優先順位はどれだけ高くても100位くらいじゃない?
つーことで僕はごりっと諦めましたが、諦めたくない諸氏に向けて伝えるとすれば・・・。
自分の言動がおこちゃまじゃないか振り返ってはどうでしょう?
てなとこですかね。もちろん、最低限度の身なりには気を遣ったうえで、ですけども。
ってことで今日はこの辺で。