僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

出世したければ『もう出世した後の能力ありますよ』ってアピるしかなくね?

最近何もしてないのに3㎏絞れました。中元です。病気かなぁ・・・。

 

はい。ここ最近それをバリバリ公言したり目指したりする人は減ったが、皆さん『出世』はしたいですか?

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ちなみに一般論として、どこまでリアルを反映しているかはわからないが、『若者は未来を悲観しておるけんそうしたがらん』という記事がす~ぐヒットする。

diamond.jp

souken.shikigaku.jp

 

記事を斜め読みすると、『出世してもロクなことがない』という意見が大半なことから、大企業や公務員ばっかにアンケート取ったのかなと邪推しちゃうが、それはいい。

 

僕は少し逆で、出世したいというより下っ端としてこき使われまくるのがイヤというモチベで、仕事を頑張ってきたわけで。

 

だが、なかなか2~3年目はそのジレンマや扱いが抜けず、ついでに上もカチコチに詰まっているため、『出世』して打破するのは非合理的だとその内気付いた。

 

ではどうしたか?腐ったのか?実は違う。考え方と行動を変えた

 

すると不思議なことに、肩書としては一切【出世】してないのに、下っ端扱いの雰囲気は猛烈な勢いで減っていったのだ。

 

今日はそれらについて、参考文献と体験談を交えながら、僕の手前味噌クロニクルをつらつらと書いてみようと思う。

 

 

勝手に出世した気分になれ!

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うすうすジレンマは感じていたのだが、この本と出会ったことで、僕の中で何かが吹っ切れた。それは、『死ぬこと以外かすり傷』である。

 中身の紹介は実は冒頭が無料公開されているので割愛するが、著者の経歴は良い意味で異様なので、そっちは引用したい。

 

みのわこうすけ●1985年東京都生まれ。

 

早稲田大学第一文学部卒業後、2010年双葉社に入社。

 

ファッション雑誌の広告営業としてタイアップや商品開発、イベントなどを企画運営。広告部に籍を置きながら雑誌『ネオヒルズ・ジャパン』を創刊しアマゾン総合ランキング1位を獲得。

 

2014年、編集部に異動。『たった一人の熱狂』(見城徹)、『逆転の仕事論』(堀江貴文)を編集。その後幻冬舎に移籍し、2017年にNewsPicks Bookを立ち上げ、編集長に就任。

 

『多動力』(堀江貴文)、『お金2.0』(佐藤航陽)、『日本再興戦略』(落合陽一)、『人生の勝算』(前田裕二)などを編集。創刊1年で100万部突破。

 

また1300名の会員を擁する日本最大級のオンラインサロン「箕輪編集室」を主宰。既存の編集者の枠を超え、様々なコンテンツをプロデュースしている。

 

 

・・・という風に、実は幻冬舎』所属の編集者、もといサラリーマンなのだ。しかしその活動量は、もはやサラリーマンのそれじゃない。

 

衝撃だった。この人に能力や才能があるのはもちろんだとしても、肩書があって可能と思えることを、そんなのを無視して成し遂げていくのに衝撃を受けた。

 

チームを率いるには肩書と権限が必要で、そのためにはまず引き上げてもらうことが大切で・・・・・といった雑草魂で生きてきた僕は、それじゃダメだとスッと悟った。

 

去年の夏に出会ってから今までで、何周読んだかわからない。そうやってそこに書いてあることを咀嚼し、そして何か自分の行動に移せないかと、ずっと考えた。

 

そして今、あることを行動原理に据えてから、特に仕事が良い感じに好転するようになったのだ。

 

それは、『勝手に出世すること』である。

 

引き上げてもらうのを待つ必要なんてない。俺がそう思えば、そうなんだ!・・・マジでバカな論理だが、本気でそう思うことにした。

 

すると、意識が変わる。数値を見て、これを伸ばしたいなと本気で思うようになる。そうすると、インプットの質が変わる。頭に入れれば、行動したくなる

 

本当に不思議なもので、今まで何気なく読んでいたビジネス書も、心理学の紹介ブログも、全てが繋がっていく感覚をマジで覚えた。

 

そして何より、それらを試すため、自分の時間が欲しくなる。だから、本気で嫌な仕事を断れるようになったし、人から依頼された仕事を爆速で終わらせるようになった。

 

平たく言えば生産性が上がったのだ。それこそ、入社当時の自分の5倍以上は仕事ができていると自覚している。

 

もちろん20数年以上培ってきた下っ端根性はまだ色濃く残っているが、全てに従順で心をぶっ壊したあの頃に比べれば、僕はだいぶワガママになったとみて間違いない。

 

そうすると、あら不思議。誰に言われるでもなく自分が『こうしよっ』と決めた部分で、結果が出る箇所が増えてきたのだ。(まぁたまにしくじるけど。それで年末は大変だった・・)

 

では、僕は一体どんなことに取り組んだのか?こっからは、より具体的な話に踏み込んでいこう。

 

『結果』を出すために、まずやったこと。

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結果ってのは非常にアバウトであり、実は『定義』を作っておかないと、『上手くいったのかいかなかったのか』すらあやふやになる

 

『テストの点で80点あれば無条件で良い!』というロジックには実は反例だらけなことを考えたら、この辺はわかるかなと。(例えば平均が90点のときとか)

 

だから僕は、自分がコントロールできる範囲で、現状から数値を伸ばせるところをまずは決めて、それに集中することに決めた。

 

例えば、『顧客の数』よりも、『売上』の方が、自分にコントロールできる部分は多い。ヤバいならそれはそれで手を打てるし、上手く回ってても、また手を打てる。

 

僕はとにかく、自分が獲りたい『結果』を、コントロール可能な『数値』に無理やり翻訳し、愚直にそれを追いかけるようにし続けた

 

すると不思議なもので、マジでインプットの質も変わるし、手に取る本や、休憩中にザッピングするブログの質も変わっていく。

 

効果があると書いてさえいれば、即座にそれを実践投入しまくった。成果はマジでピンキリだが、それによって新しいヒントもたくさん得られて、つまりいいことづくめ。

 

そしてふと思ったのだが、大抵頭一つ飛びぬけた成果を出す人は、良くも悪くも一介の下っ端の時点から、マジで下っ端らしくないことがほとんどだ。

 

例えば、上司より長い時間働いて、猛烈にインプットを行い、プライベートで企画・運営をゴリゴリこなし、職場の人より経験値は爆裂に高い、等々・・・。

 

斎藤一人さんの言葉で言えば、『給料以上に働く』とか、『この値段ではあなたを変えないと上の人に思わせる』という感じだろうか。

 

つまりもう、立場はどうあれリーダー以上の働きっぷりをしている人がリーダーになっていくということなのだろう。

 

『立場が人を作る』とはよく言ったものだが、最近は立場が作る前に完成してないと、結果引き上がりはしないってことなのかなと考えている。

 

終わりに。 ―ちなみに今でも『出世』したくはありません。

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ちなみに僕は、今でも別に出世はしたくない。してもしなくても変わらないと強く感じているからだ。

 

今からある組織のリーダーに任命されたとして、一体何が変わるのだろう?そう思えば、別に変化がないものを狙いに行くのは時間と労力が勿体ない。

 

僕は相変わらず、自分が『こうなるかな?』と思った仮説を実際に放ち、それがどう作用するかを確かめ続けるのが好きである。

 

で、今はそれを『売上』といった会社の利益に繋がることに紐づけしているという次第。裁量が及ぶエリアが大きくなったので、働いていて気分はいいですよ。

 

てなわけで、今日はこの辺で。

 

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