僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

【反芻思考】と友達になれる(かもしれない)方法。

最近ダイエットの調子がよくて、元気いっぱいの中元です。明日はちょっと食べる用事があるんですけどねー。

 

さて。今日はですね、ネガティブにとっての一番の大敵とも言われる【反芻(はんすう)思考】というものをテーマに、語りたいと思います。

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この反芻思考を簡単に言えば、【過去のトラウマや未来への不安といったネガティブが、頭の中にどんどん湧いてきちゃう状態】っていう感じなんですね。

 

しかも発動は完全にランダムで、本当にふとした瞬間からこのモードが始まることもしばしばです。いやはや。

 

さながら牛が草を食べて、飲み込んで、また口の中に戻してモグモグする行動、すなわち【反芻】とそっくりです。

 

基本これについては僕も全然歓迎することができなくて、出てくるたびに鬱陶しいとしか思わないです。

 

しかし、そう考えても考えても、なかなかこの性格が直ってくれない。だから、多分対策方法として、僕の場合だと【無視】は違う、有効打ではないんだろうな、と。

 

したがって、そろそろ今まで試したのとは違う方法で、コイツと向き合わなければいけないと考えているんですね。

 

今日も実際、あまり具体的に言えないんですけども、過去にちょっと人を傷つけて泣かせてしまったという思い出が、なぜか数学の問題を解いていたら急に蘇りました

 

そこから本当に、後悔がずっと脳内に立ち込めてきて・・・最終的には、【俺ってホント、ゴミ野郎だな・・・・】とかそういうとこまで行っちゃいましたね。

 

大げさでしょうか?いえ、違います。体験された方ならわかると思うんですけど、この程度のどん底には、簡単に行くもんなんですよ。反芻思考って、本当に強いんで。

 

こんな風に字面だけなら、反芻思考は厄介なだけの存在なのですが、実は使い方と考え方次第で、別の可能性も見いだせるような気がしています。

 

自分の考えをまとめるという意味でも、今日はそれ一本でお話ししたいと思います。

 

 

反芻思考は何を伝えたいのか?

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反芻思考というのは、心の奥底に眠っていたはずの思い出がふと色濃く蘇ってきて、それに囚われるという状態なわけです。

 

ただ、冷静に考えれば、よほどのことがない限り、記憶の底にあるはずのそれって、なかなか浮き上がってはこないはずなんですよね?

 

すなわち、ささいな出来事、どうでもいい思い出であったら、それは反芻思考にはなり得ない。ただただ記憶から消えていくだけです。

 

逆に言えば、反芻思考として出てくる時点で、今の自分にとってある種のヒントの可能性があるということなんですね。

 

例えばそれは、自分にとって未解決のタスクや、割り切れていない思い出、あるいはただのトラウマの可能性もあります。

 

もちろんそれら全てが大切かと言われれば、そう言い切ることもできません。しかし、頭から何の価値も無いと決めつけてかかるのも、ちょっと乱暴じゃないかなと。

 

自分にとってきちんと決着がついていない何か、考えなければいけない何か。それが理由で、脳の奥底から反芻思考として湧いてきてるとしたらどうでしょうか?

 

そうすれば、見方が変わってきますよね。ということでここからは、反芻思考と友達になれるかもしれない方法について、具体的に語っていきます。

 

あなたはだれ?

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反芻思考が湧いてきた際にまず打つべき手は、それが過去のただのトラウマとかじゃない限りは、徹底して言葉にすることじゃないかなあと思うんですよね。

 

言葉にすると言っても、小説みたいな描写で書き出すってことじゃなく、もっと心理学的なテクニックを導入しながらやるのがしっくりきます。

 

その1つとして、反芻思考の構成要素を分析し、それらの比率について点数をつけながら書き出すと、結構客観的にそれを見つめることができます

 

例えば、急に浮かんできた反芻思考に対し、「悲しみと後悔かなぁ」と分析し、それぞれ100点満点中何点ぐらいかなというのも点数付けしながら書き出すって感じです。

 

悲しみ70点、後悔30点、という風に。過去の類似の経験値と比べて、大体それの何%くらいの強さかと比較してみても良いです。

 

ちなみにこれは、【脱フュージョンの1つ。すなわち、そういった”もやもや”から距離を取ることを、結構自然に実践できるって話ですね。

yuchrszk.blogspot.com

 

では、反芻思考の正体を言葉にして、点数をつけて、距離を取りながら書き出してみたとして、次はどうすればいいのか?

 

僕はそれについて、自分で自分に質問しますね。そしてなるべく、論点ずらしも上等で、それを論破します。

 

例えば今回の僕のケースだと、「傷付けた過去を持ちながら、傷付けられるのを恐れるという、自分のこの矛盾した感じが嫌い」という要素が取り出せます。

 

こういう相談をされたら、あなたはどう答えるか?同情や励ましをベースにする人もいますが、僕の場合は、それを潰す感じでいきます。

 

「そういう矛盾した言動って、人間にとっちゃそもそもありふれたことじゃないでしょうか?

 

自分のペットを可愛がりながら、その一方でたくさんの動物を屠殺場に送ってるような現実とかって、知らないだけで現実には起きてますよね?

 

日頃からそういうの、気にします?悩みます?そうじゃないなら、最初の問題も、悩む方が違和感あるな~と思います。だって自然な話なんだから。」

 

・・・もちろんこの辺は人によりけりで、合う合わないがあるんですけど、僕は自分で自分を論破する(或いはしてる風にする)のがしっくりきます。

 

イメージは、質問に答える系のYouTube動画の中でも、辛口な人の答え方を参考にして、論点のすり替え・揚げ足取り上等で、なるべくぶった切るようにする

 

ここまでやれば、流石にだいぶ冷静にはなれます。そうすれば、いよいよ、【行動】を考えることができる段階になるワケで。

 

例え話をちょっと入れます。

 

完全に僕の中世に対する偏見像ですが、悪いことしたとか苦しんでいるといった人達って、教会とかに行って「どうすれば救われますか」みたいな相談をしますよね?

 

するとその回答は、全然論理的に関係なくても、「こういうことをすればその行いは償われる」というモノですよね。そして結果、やはり救われた気分になる、と。

 

だから僕も、自分を論破した後は、どうすれば償われるか、それを活かせるかといったことについて、なるべく論理立てて考えて、それを実行するようにしています。

 

先の例で言えば、実際に過去に人を傷つけたという経験も過去も、それは絶対変わらないです。

 

では、それをちょっとでもチャラにするために僕ができること何なのか?一人を不幸にしたのなら、取り敢えず目の前にいる人たちに親切にするってのはどうだろう?

 

ちょっと考えれば、割とすぐこういう結論が出てくるわけですよね。ジュース買ってあげるとか、”ありがとう”って声かけるとか、そういったもんでもいいんです。

 

そもそも、思い悩んでくよくよして、「あんときは本当ごめん」って考えてても、この思いは絶対に届いてないんですよ。

 

つまり過去を悔やんで悩んで救われる人間って、一人もいないんですよ。自分を含めて、誰も救われてない。非合理的で非論理的な行動をしちゃっていると。

 

それに気づいたら、ちょっとでもそれを相殺できると自分が思えるような言動を考えるって言うのが、マジで健全で有意義かなと思います。

 

そのためには、反芻思考の正体をきっちり掴んで、論破して、冷静になることが大切。参考にして頂ければ幸いです。

 

【反芻思考】と友達になれる(かもしれない)方法まとめ。

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だいぶ自分ごとを語りましたけど、こんな風に反芻思考は、きっちりと取り出してしっかりと分析すると、気付けば【行動】に代わります

 

そして実際に行動すれば、勝手にいろんなことが変わってきますよね?だからこそ反芻思考は使い方次第で、ある種のメンターみたいな存在にも十分なり得るんですよ。

 

僕自身も反芻思考っていうのは、ずっとずっと鬱陶しいもの、嫌いなもの、無ければ無いほどいいものだって思ったんですけど・・・。

 

そう考え続けることで、特に人生好転したとかいう実感はないので、じゃあ多分この考え方が間違ってるんだろうな、と。

 

その前提に立つと、じゃあ逆に受け入れてみるかという風になり、そうしたところ、確かにいろんなヒントが取り出せるってことで、しっくりきたんですよね。

 

てなわけでタイトルは今決めましたけど、【反芻思考と友達になれる(かもしれない)方法】とでもしときましょうかね。

 

さて。

 

反芻思考というのが忍び寄ってきたときは、それを避け続けるだけじゃなく、逆に徹底的に向き合ったらそれはそれで得られるものがありますよ!

 

・・・っていうのが伝わっていれば嬉しいです。では今日はこの辺で。

 

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