ダイエットのペースが上がったのと引き換えに、一日当たりの体力が減った気がします。二律背反。中元です。
さて。このブログのメインテーマは、【ネガティブを飼いならし、ポジティブに生きること】である。(ご存じでしたか?)
そして僕は今年で30歳と良い年なのだが、全力で人見知りである。人生でも抜きんでて病んでる時期のことは、過去の記事に書き殴りまくっている。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
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そんな僕だが、ここ数ヶ月、自分の人見知り度合いが、過去の自分が見たらこう↓なるくらい改善していると強く実感している。
そして結果、人生が楽しい。ただしそうなるために必要だったことは、ほんの少しの勇気と工夫。つまり、気づけばたぶん、みんなできる。
今日は実体験交えつつ、人見知り改善の喜びを書いてみたいと思います。
最近できるようになったこと。
情けない話だが、最近できるようになったことは【質問】と【交渉】だ。
例えば、僕はどっかに買い物に行ってほしいものが見つからなかったとき、店員に質問するくらいならあきらめて帰ることを選択する豆腐メンタルであった。
本屋に行っても、独力で何十分も目当てのものを探すのに友達が軽くキレて、店員を呼んで数分で見つけて怒られたこともある僕だ。
それが、今や、店員に質問ができるんですよ!!!
こないだもホームセンターの店員とコミュニケーションを取って、名前を知らなかった↓のブロックを買えただけじゃなく、車に載せるのを手伝っても貰えたのだ!!
※商品名によるけど、「コンクリートポールスタンド」とかいうらしい
僕にとっては、根暗女子が急にギャルへと変貌したかのような劇的チェンジだと思うのだが、当然それに気付いた人はいないです。
また、僕は基本イエスマンだ。それによって休日を潰し、人生を削ったことは数知れないのだが、最近そういう押しつけ理不尽が劇的に減った。
ちゃんと代償を求められるようになったからだ。いわば、変化球式【Yes,but】である。
「あっ、この人、僕に作業を全部振る気だなぁ?」というのが読めたら、「じゃ、ここは僕がやるんでこっちお願いできますか?」と先打ちもできるようになった。
今までなら、「俺に仕事させるとかナメてんのか!」とブチ切れられるのが怖くて、全部飲み込んでいたのに・・・。人は変わるぜ。
結果、今は人生がだいぶ楽しいばかりじゃなく、余裕がある感じがすごいのだ。なんというか、明日もきっと何とかなる、みたいな。
この感覚、10代の頃に抱けていれば・・・そのオーラでモテてたんじゃないすかね?なんてね。それくらい、余裕があるって自覚できてます。
さて。ではいよいよ、僕がそれらをできるようになった理由について、ゴリゴリと書いていこうと思う。
僕が【質問】できるようになったわけ。
これはマジで簡単。その仕方を学んだからだ。
そしてその基本は、数分で学ぶことが可能である。
特に効いたのは、以下の心掛け3つ。簡単に紹介する。
①とりあえず質問をする
②質問の回答の中に、自分の知らないことを見つける
③そこを掘り下げて聞く
という感じ。そして僕がずっとできていなかったことは、質問の中にある未知をキャッチすることだったのだ。
それを心がけると、異常に今日は会話が盛り上がった。クソ手前味噌だが、覚えている限り紹介する。(ちなみに後輩とのやり取り)
僕「就職決まったんだって?おめでとう」
A「ありがとうございます!」
僕「なんて会社?」
A「〇〇です!」
僕「聞いたことあるかも。何作ってる会社なん?」
A「~を△△する仕事ですね~」
僕「Aって実験バリバリ系の学科だよね、じゃあその会社でもなんか研究して開発するわけ?」
A「総合職なんでわからないですねー。ただ、僕が調べていたのは◇で、会社で使うのは〇なんですよね」
僕「うーむ、聞いたことない・・。それぞれ、例えがほしい!」
・・・以下延々と、1時間も話した。我ながらなんかこう、進化している。
会話のキモは【好奇心】だと、Daigoさんは語っていた。だから、相手に興味を持つのがカギだとも。
しかし、フックが少な過ぎたら、そもそも始まらないし間が持たない。そこで、相手に質問して話を深めていくのが基本だという。そこまでは納得。
だが僕は、質問の残弾が少なすぎることがネックで、会話がずぅっと微妙な感じになっていたのだ。ではどうすればいいか、10年くらいわからなかった。
しかしながら!上記の動画と他に数本観て、ついに点と点が繋がった。
一つのことを勉強すると、大体わからないことは2~3個出てくる。であれば、質問をすれば、自分が知らないことが出てくるはずだ。そこをまた聞けばいい。
―自分にとってこれは目から鱗が何十枚も落ちた洞察であった。これなら理論上、ネタは無限にあるじゃないか!!!!!!!!
質問をして、質問の回答に質問をする。以下エンドレス。僕はこれが面白いほど自分の気質にハマった。知識は増えるし、良いことだらけ。
皆さんはどうだろうか?一度試してみてほしい。
僕が【交渉】できるようになったわけ。
これはきっかけが2つある。まずは、イエスマンの気質をぶっ壊さなくても、自分に有利な条件を引き出す方法があると知ったことだ。
それこそが、「いったん受け止めてからの条件提示」である。
先輩「これやっといて」
僕「かしこまりました。今手一杯なんで後でもいいですか?」
という感じ。あるいは、直後に僕が人員を探していた作業の手伝いを依頼することもある。
先輩「これやっといて」
僕「かしこまりました。その代わり、〇〇さんから出た問い合わせ、答えておいて頂けないですか?」
みたいな。つまり、断らない代わりに他の仕事をお願いし、自分が抱える仕事の総量をコントロールするということだ。これは健全!
・・・ただ、そうはいっても、
先輩「言われたことは黙ってやれ!」
先輩「なんで部下の仕事をしないといけないんだ!」
と逆襲されたら怖いという人も多いだろう。僕もそうだ。そうだからこそ、心掛けとしてはわかっていたけれど、避けてきた。
そこでもう1点の方だ。それは、「心の底からダメと思うなら見下せばいい」という教えである。
これも当たり前の話なのだが、100人の人間がいて、全員話せばわかる、わきゃないし、全員論理が通じる、わけもないのだ。
中には全く話が通じないタイプ、倫理観が無いタイプもいるわけで。そういう人に振り回されても、学校教育は「いいところを探せ」と教える。
しかし・・・。これってつまり、敵を増やしたくないがための回避行動に過ぎないよなと。でも結果、自分が疲れ果てて、大変なだけじゃんか、と。
そう考えたとき、どっちが良いかと考えて、自分はもう少し嫌なやつになった方が人生楽しいと悟ったのだ。
だから最近は、人格否定まではしないけれど、意味不明なロジックで理不尽極まる指示とかが飛んできたとき、僕は内心ちゃんと見下している。
そしてその仕事は、なるべく時間をかけず、クオリティもちょろまかし、ほんと適当に処理することに決めている。
あまり人には言わないでほしいですけどねー。
ということでやはり、知ることは本当に偉大だ。そして試した結果、それはマジであった。僕にとっても良いことの方が多い。
ここだけは少し勇気が必要かもしれないが、一度試したり実践したりすれば、あとはなし崩しである。
頑張ってください。応援しています。
では今日はこの辺で。