リーダーになりたいということはナルシストの裏返しみたいな理屈を「浅いなぁ」としか思わなくなってきた中元です。
はい。ここ最近、「やっぱり心を強くしておくに越したことはないよね」という、ほんのりスピリチュアルなことを考え続けている。
だが、例えば今からあえて何かしらのSNSを炎上させたり、道行く人に毎日50人ナンパしたりとかは、ちょっとやりたくないよね、と。
では、心を鍛える方法ではありながら、劇薬とまではいかない手段は何かないものか。そう考えていると、いつの間にかパッタリ止めていた習慣を思い出した。
それは【瞑想】だ。去年その効果のほどを強く実感しておきながら、いつの間にかその習慣が消えていた。ぴえん。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
そして今、瞑想の習慣を復活させて大体2~3週間であり、前回の時よりも時間を延ばして、その負荷を強めている。
―すると、やはり・・・。
メンタルにはっきりとポジティブな変化が出てくるのを感じている。
今日はその恩恵と、僕なりの瞑想方法を参考までに紹介しておこう。
世の中全部、所詮他人事。
【瞑想】とだけ書くと、仏教僧の修行が頭に浮かぶ人が多いのではなかろうか。座禅を組んだ僧を、後ろから尺でパシッと叩くアレ。
当然だが、僕がやっていることはそこまでガチではない。雰囲気をあえて言葉にするならば、15分間、意識を"今ここ"に向け続けるという感じである。
では、「今、ここ」とは何かというと、自分の呼吸であったり、外から聞こえる自然音であったり、そういう感じと思ってほしい。
要するに、一定時間、過去の黒歴史や未来への不安といった過ぎ去ったものや存在しないものから、意識を反らし続ける時間である。
不思議なもので、暇な時間はネガティブなことが心のあちこちから突発的にフラッシュバックしてくることが多い。だから僕は、暇な時間が嫌いなのだ。
過去人に傷つけられた言動、逆に傷つけた言動、将来への不安、そういったあれやこれや。だがこれらは、今ここに存在”しない”ものたちである。
そういう黒いものの存在を自覚しながらも、相手にしない感覚。人によってはそれを「心の内を眺める」ということもあるが、大体同じ話である。
さて。どうにもこうにもスピリチュアルな色を帯びてくるが、試しに5分程度、座禅もどきを組んで何もしない時間を取ってみてほしい。
心がすぐにどっかへ行って、気が付いたら全然関係ない過去や未来を考えていることに気付かされるだろう。
それを自覚し、今ここへ引き戻す。瞑想している間は、その連続なのだ。
―が、その思考を何十、何百と繰り返すうち、段々と不思議な心の持ちようが備わってきた。
簡単に言えば、スルースキルが急激に高まったのだ。世の中全部、所詮他人事なのだ。こと最近は、自分の感情すらスルーできるようになっている。
もちろんネガティブの質によってはスルーしきれないこともあるのだが、大抵は3秒以内でどうでもよくなる。
そういえばこの感覚、去年もあったなぁ。感情がブレても、一瞬でニュートラルに自動で戻る感じ。
これこそが一番の恩恵かもしれない。
僕の我流瞑想を手前味噌ながらご紹介。
てことでこっからは、僕がどんな瞑想をしているか、備忘録も兼ねて書き残しておく。
まず、👆の画像みたいなポーズは、取ったり取らなかったり。基本はあぐらが多いかなと。要するに、あまり気にしていない。(途中で正座にすることもある)
そして自然音をミックスして流せる以下のアプリを起動して、タイマーを20分に設定する。その間ずっと、目を閉じて瞑想を行うという感じだ。
ちなみに僕は、川のせせらぎ+コオロギの鳴き声(夜、というBGM)+焚火の音というキャンプ感がすごい組み合わせが好きで、ずっとそれである。
尚、瞑想の時間も、最初は10分からスタートして、毎日1分ずつ延ばすことで20分に到達した感じだ。ここは無理せずじっくりいこう。
さて。ここからはどういう流れで、心を無にもっていくか。だいぶ抽象論になるが、以下頑張って書いてみよう。
① 4-7-8呼吸法×5セット
まずは副交感神経を優位に持っていくため、4-7-8呼吸法を5セットくらい行う。簡単に言えば、「4秒かけて吸って、7秒息を止めて、8秒かけて吐く」というものだ。
これだけでも結構心は無になるのだが、コツは同時に、例えばエアコンの風の音や、アプリの自然音に意識を向けておくこと。こうすると早く、没頭できる感じがある。
② ボディスキャニング
これは言葉にするのが極めて難しいのだが、頭のてっぺんからつま先にかけて、MRIの筒の中を通すような感覚で自分の身体を観察することかなと思う。
例えば、右肩に意識を集中してみてほしい。続いて、左ひざ。最後は、両方の眼球。こうすると、感覚として理解できる点があるのではと思う。
僕はこれを、さっきも書いたが、頭のてっぺんから下へ流す感じで、4-7-8呼吸法の後に行っている。(イメージ図だとこう↓)
ボディスキャン瞑想でこわばる体を感じ取る!効果的なやり方とは? – 瞑想講師 中島正明公式ウェブサイト
―そしてここからが説明が難しいのだが、僕はこれを行いつつ、自分の輪郭がなくなっていくようなイメージを持つようにしている。
自分の身体が空気中に溶けていく感覚とか色々言いようはあるが、NARUTOのあの人が時空間へ姿を消すシーンが、一番僕のイメージに近い。
https://konohanogenin.hatenablog.com/entry/28476565
それか、これ↓
http://blog.livedoor.jp/pretttty_vacant/archives/20977354.html
―ちなみに、これがすんなりできるかどうかは、僕自身未だに日によって異なる。調子が悪いときは、一旦自分が線画になっているのをイメージしている。
へんちきりんな想像ではあるが、結構こうすると、すんなり無の状態に入れることが多い。まぁこの辺は、オリジナルの方法を考える方がラクだと思いヤス。
はい。基本はさっさと②に入る状況を作って、その集中が切れたら①からやり直すという方法が僕のメインである。
調子が良ければ、「え?もう20分?」という感覚が得られるが、逆だと「まだか・・」と、目を開けて残り時間を確認したくなる衝動に駆られる。
とはいえ結構安定して前者になってきているので、僕の心は着々と鍛えられているのではなかろうか。そう信じたい。
終わりに。
ということで再び、瞑想を復活させた恩恵を書いてみた。自分を客観視する力とも形容されるが、それが高じて、最近は自分事も他人事に感じられるほどだ。
それって正解なのか、どうなのか。とりあえずストレスは減ったので、誤った方向に進んでいるわけではないだろうけど。
ということで今日はこの辺で。