僕は社会人になる前、つまり大学生の頃から、何故だか結構プレゼンをすることがあった。
尚、今回のプレゼンとは、パワーポイントを使って何かを発表することと定義する。
例えば、60人くらいを前に、とある道具の使い方を説明したり。
30人くらいを前に、自分のサークルを10分程度で紹介したり。
んでまたまた、50人くらいを前にアウトドアの楽しさと危険性について紹介したり。
ほいでまたまた40人くらいを前にサークル紹介を・・・。
お前本当に人見知りかよと言われそうだが、僕が筋金入りだってことは、今までの記事を読んでいただければお分かり頂けるだろう。
手前味噌だが、僕は実のところプレゼンが好きである。
そして、アンケートを読んでも、9割5分くらいは好意的な意見を頂けた。
ちなみに好意的でない意見は、「部屋が暗い」とか、「プロジェクターがボロくて見辛い」といった、内容が関係無いものばっかだった。
今回はそんな人見知り的プレゼンのお話。
・・・そうだ、先に言っておこう。
この内容は、超カッチリした、例えば新商品説明会のようなプレゼンには向いていない。
どちらかと言えば、笑いどころを入れてもOKとか、動き回ってもOKとか、そういう場に向けたものなので、留意していただけると有難し。
まずはプレゼンとは何かを知る。
多くの人は、「プレゼンってあれでしょ?パワーポイント使ってうんぬんかんぬんでしょ?できるできる!」と考える。
尚、そういうことを口に出して言って、本当に適当なのを作った人々は、軒並み公開処刑になっていた。
ということで、まずはプレゼンってなんやねんってのと、その作り方を知識として知っておく必要がある。
ということでオススメはこの本。
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非常にわかりやすい文体で、プレゼンに必要な情報や練習方法が全て書かれているので、仕事を抱える度に読み直していた。
特に、
・最初に今日の内容の見出しを表示する
・文字ばかりのスライドはNG
・3分で2枚のスライドが適切
・しっかりと根拠を詰めてから理由を言う
などなど、超大事なことを知っておくだけでも結構変わると思う。まずはここで基礎を固めれば、公開処刑は回避できるはず。
つっても俺達人見知りだぜ?
不安な気持ちはわかる。数十人を前に緊張しない方が無理だ。
といっても、うつむいてボソボソっと喋れば、当然声が聞こえないので聴衆に聞いてもらえない。
その場はやり過ごせても、多分アンケートで叩きのめされるので、やっぱりある程度の覚悟は要る。
オススメというか、使えるならマイクを使っちゃえばその辺は解決である。
使えないのなら、腹から声を出せという月並みなアドバイスになっちゃうけれど。
「大きい声で喋らない方が恥ずかしい」って言葉を5回くらい心の中で唱えれば、少しは腹を括れると思う。
実際、大きい声で喋れらない方が恥ずかしいし、最悪信用も失う。
この厄介な敵、緊張を破る方法は何か。
僕のやり方だが、それは一発目のテーマでもう笑いを取ってしまうことである。
まず、タイトルのスライドを表示して、それから今日の内容を見出しにして紹介。
んで、最初の内容のスライドの時点で、何か笑いを放り込むのである。
種明かしみたいで恥ずかしいが、例えばモノの大きさを説明したいときには、物体の横に横綱白鵬の写真を置いてみたり。
部活のメニューでは筋トレをするよってのを紹介する時には、満面の笑みのボディビルダーを大量に登場させてみたり。
この道具は10tくらいぶら下げても大丈夫ってことを説明したいときには、元大関・把瑠都を12,3人くらい切り抜いて大量に貼りつけてみたり。こんな具合である。
何故か、力士、ビルダー、プロレスラーは評判がよく、結構笑いが取れる。
緊張しがちな人は、是非試してみてほしい。
その他守るべきこと。
まず、終了時間は厳守すべきである。
皆さんも経験があるかもしれないが、終了時間を少しでも過ぎてプレゼンが続くと、非常にゲンナリする。
今までの評価が地に落ちるレベルでだ。
ということで、時間が絶対に守るべきであり、その手段として練習は必須義務である。
「え?練習?要らん要らんそんなん!アドリブでいけるやろ!」って人の9割は時間が余りまくったり超越したりで、またしても公開処刑に遭っていた。
気の毒というか何というか。
ちなみに、内容がしっかりしていれば、早く終わる分に問題はないという。
あとは、プレゼンの最後にまとめを作ることも大切。
この記事で言うと、
・まずはプレゼンとは何かを知る。
・つっても俺達人見知りだぜ?
・その他守るべきこと。
がそれである。見出しということ。
これらだけでも最後にもう一度バーンと示すことで、記憶に残る可能性は高まるという。すごい簡単だ。
まとめ
ということで、人見知りなのにプレゼンするのか!ってなった時は、
まず本を読み、プレゼンを作ってみる。
笑いどころを適宜入れて、聴衆の息抜きと、自分の緊張解除をする。
時間を守り、クオリティを上げる為、練習をする。
ってところだろうか。えらい抽象的な文章になっちゃったな。まぁこのブログはビジネス新書じゃないからいっか。
ということで僕はしばらくプレゼンは無いが、プレゼンに近いものは冬からほぼ毎日入る。
ゲロ吐きそうであるが、頑張ろうと思う。頑張ろう。うん。
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