自分の”弱さ”は、30歳を過ぎてもほとほと嫌になる。自分の意志の力が、自分の求める水準に至らないことを何度も突き付けられて、情けなさと恥ずかしさに襲われる。 何があったのか。興味ないと思うけど、簡単に説明する。8月、本当に思い立ったが吉日で、僕…
30代に入ってから興味を持つようになったことの一つに、「自分の心と向き合う」というものがある。もっと早く向き合うべきだったと、今さら少し後悔している。 振り返れば、僕の20代は、劣等感を受け入れられず、自己反発から社会的なステータスを追い求め、…
今、前々から気になっていた【仮面の告白】を読んでいる。まだ80ページ目くらいなのだが、内容の激しさと赤裸々さ、そして文体の凄さに、ただただ圧倒されている。 「自分自身を生体解剖する」という試みの下で書かれた小説で、その自己観察の深さと鋭利さは…
この記事を書き始めてから2日後、僕は33歳になる。おじさん感は見た目以外感じていなかったが、身体の慢性的な不調は相変わらずだ。 小手先のケアでは、20代の頃に無工夫でも得られていた回復量・質に至らず、何をどうすればいいかの試行錯誤がもはや日常と…
僕は来月、33歳になる。自分自身では白髪の増加以外の身体的変化は感じていなかったのだが、ここ最近急に、強く自覚しつつことがある。 それは身体の慢性的な不調だ。正直10代20代の頃は感じたことも無い「身体のだる重さ」を3ヶ月くらいずっと抱えており、…
僕は結婚を考えていない。子供嫌い+性嫌悪+(たぶん)アセクシャルというステータスを兼ね備えた以上、それはむしろ僕の人生にとっての最悪手だとさえ考えている。 それ自体に後ろめたさも悔しさも微塵もないのだが、時折、「この人なんか不思議と興味あるな…
同世代の人は大体フォローしている異色のYouTuberに、「ぐんぴぃ」という人がいる。(僕自身は当時高3の女子に教えてもらって以来、ほぼ毎日観るようになった) www.youtube.com この人自身はすごくユーモアと闇のある面白い人で、実を言うと傍目には、普通に…
ここ最近自覚した、自分の思考の癖がある。それは白黒思考だ。何かしらの出来ごとに相対したとき、僕には極端な2つの選択肢しか浮かばないことに気が付いたのだ。 このことは普通に生活していれば自覚できそうなものだが、やはり日本に居ながら自分が日本人…
最初に自覚したのは中学2年の頃だが、僕は性嫌悪症(せい・けんおしょう)という特性?を持っている。例えば思春期男子なら血眼になって読み耽るエロ本が、猛烈に苦手だ。 この言葉自体は、調べたらすぐに出てくるのは出てくるのだが、そこで紹介されている症…
得意な人などいないだろうが、僕は痛々しい人が凄く苦手だ。嫌悪まで強い感情は抱かないけど、愉快な気持ちにもならない。つまり犬の糞のようなものだと思っている。 一例として紹介するが、全く別件で料理のレシピを調べていた際、とても痛々しいそれを発見…
過去何度か別ブログで書いたことだが、僕ははっきりと子供が嫌いだと自覚している。仮に今の勤め先が幼児向けコンテンツに全振りしたら、僕は即辞めるだろう。 今日も詳しい経緯は割愛するが、もはや慟哭といっていいくらい、悔しさのあまり子供が号泣する場…
僕は今年で33歳になる。3年くらい前から、少なくとも人生はもう折り返したという感覚があり、そこから先の人生を過ごしたいという欲も無い。 僕はいわば、時折自分で自分を殺している。例えば今の塾講師という働き方は好きなのだが、今年で、今の働き方から…
僕は一般的水準と比べれば、内省や自己分析が大好きな部類なのではと思うのだが、それほどの時間や回数を重ねても、まだ全く理解できていない自分の価値観がある。 どうやら僕は、あまり生き様に興味がない。それよりも死に様の方が、すごく関心がある。散り…
今日は大変情けない話でもあるのだが、人生の早い段階で自覚していたのに、30歳を過ぎてやっとできるようになった”あること”について、振り返ってみようと思う。 昔から、特に10~20代の頃に、僕が全くできなかったことは、何を隠そう”異性と喋ること”である…
好きな人なんかいないと思うが、僕はネットの罵詈雑言に凄く不快感を抱く。繊細ゆえに傷つくという感じではなく、どちらかと言えば、すごく痛々しいと思うためだ。 さっきもついうっかりXにログインした結果、正直小学1年生の男子レベルの悪口の言い合いが繰…
斎藤一人氏が提唱する「天国言葉」というものがある。これらを意識的に日頃から用いることで、結果人から応援されるというものだ。それは以下の八つの言葉から成る。 「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「しあわせ」「ありが…
昨日YouTubeを観ていたのだが、普段おちゃらけた言動ばかりする人が、すごく真剣な顔で、不安や葛藤といった胸中を吐露している場面があった。 その人はまさに11月26日(日)に大きなコンテストを控えているのだが、僕はその平素からは伺えないその顔と言葉を…
今日近所のドラッグストアに立ち寄ったとき、あるアナウンスが聞こえてきた。それは、「6番業務をお願いします」というものだった。 恐らく何かしらの隠語だろうが、「どういう意味かな?」と疑問に思ったので、Googleで検索をし、そして、驚いた。 「俺が来…
高校2年の頃、読書感想文を書くために、課題図書を選ぶという一幕があった。 僕は特に深く考えもせず、たまたまタイトルを知っているという理由で、【人間失格】を選び、結果として、読み切ることなく真ん中くらいで投げ出してしまった。 人間失格/集英社/太…
こないだ買った【超報復力】という本を読み終わった。今は2周目に入っているのだが、1周目からすごく気になった言葉が1つある。 超報復力 いじめる相手を徹底的に見返す方法 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon それは、【拒絶感受…
32歳になった現時点で、一番重要度を高めている問いは、「客観視」についてだ。言うなれば、あらゆる出来事を他人事の視点で感受するという心構えである。 というのも、相手の反応や、何かしらの出来事が”じぶん”に向いていると思う限り、自己肯定か自己否定…
前書き 僕にできないこと。 そんなものは無数にあるのだが、その最たるものは「気にしないこと」だと考えている。昔から僕は、「気にしない」ことの技量が、全く上達していない。 人から攻撃的なことを言われ、落ち込む。所作に自分への不快感の表明を感じて…
僕が青春期を生きたころ、何が流行ったか。例えばジッタリンジンの夏祭りもそうだし、時をかける少女も話題になった記憶がある。 そういうのに触れると、青春イベントに対する淡い期待が自分の中に生じる。浴衣を着た女の子と夏祭りに行くとか、制服でデート…
手前味噌だが、別ブログにこないだアップした記事は、我ながらヒントに富んだものになっていると思う。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これはざっくり言うと、ユング心理学の用語【シャドウ】について調べてまとめたものなのだが、書き終わってしばらく経…
今日は恐らく、ものすごく引かれる趣味の1つの話をする。まぁ、わかりやすい変態的なそれではなく、「大丈夫か」という意味でのそれなのだが。 端的にそれを言い表す言葉が見つからなかったので、今は「あえて闇の底に沈む時間(仮称)」と呼ぶことにする。 命…
時折、心の奥底に刺さり、さながらシンギングボウルを鳴らしたときの様に、僕の価値観と強く共鳴するような言葉に出会う。 ただ、どれだけ強い音を鳴らしても、いずれは消えて無音になるように、その言葉と出会ったことは覚えているのに、それが何だったかは…
受けると猛烈な不快感に襲われ、下手するとそれが翌日まで尾を引く。それくらい嫌いな刺激が、僕には存在する。(皆さんもそうであろうけど) 例えばそれはなんなのか。子供の奇声、モノを乱暴に蹴ったり投げたりするオッサン、周囲の部屋の住人の迷惑を考えず…
どこかで何度も書いた話だが、僕は暇な時間が嫌いだった。空き時間があるとネガティブな思考が立ち込めてきて、非建設的な悩みに囚われやすくなるからだ。 その対処策としてすごく腑に落ちたのが、堀江貴文氏が提唱する「時間を埋め尽くす」という考え方だ。…
GW中で暇なので、久しぶりに読書感想文を書いてみようと思う。今回選んだのは【微差力】だ。 微差力 (サンマーク文庫) [ 斎藤一人 ] posted with カエレバ この世はすべて「微差」が大差を生む。それをテーマとした本だが、決して難解な言葉遣いや思想では…
30歳を過ぎたあたりから、人生において大逆転ホームランを狙うような思考を止めている。それよりもヒットや四球を重ねる方が、着実に点を取れるよな、と。 いわば大成功を狙うのではなく、大失敗をしないような考え方や取り組みを意識している感じだ。致命傷…