人見知り的スキル習得
話題作の【博士の愛したDT】を読み終えた。感想文はまだ書くのを控えるが、特に最終章のくだりで、すごく共感を覚える言葉があった。 それは、『俺を素敵だと思ってくれる時点で、その人への気持ちが冷める』という点だ。そしてこの言葉に僕も共感するし、動…
子供の頃、遊戯王という漫画が好きだった。(今もストーリーの大枠や時系列は記憶しているほどだし、その手のネタにはすぐ反応できる) その当時は単なる面白い設定の一つと思っていたが、この作品の核となる概念の【もう一人のボク】という存在に、最近は当時…
30代に入ってから興味を持つようになったことの一つに、「自分の心と向き合う」というものがある。もっと早く向き合うべきだったと、今さら少し後悔している。 振り返れば、僕の20代は、劣等感を受け入れられず、自己反発から社会的なステータスを追い求め、…
この記事を書き始めてから2日後、僕は33歳になる。おじさん感は見た目以外感じていなかったが、身体の慢性的な不調は相変わらずだ。 小手先のケアでは、20代の頃に無工夫でも得られていた回復量・質に至らず、何をどうすればいいかの試行錯誤がもはや日常と…
僕は来月、33歳になる。自分自身では白髪の増加以外の身体的変化は感じていなかったのだが、ここ最近急に、強く自覚しつつことがある。 それは身体の慢性的な不調だ。正直10代20代の頃は感じたことも無い「身体のだる重さ」を3ヶ月くらいずっと抱えており、…
僕は結婚を考えていない。子供嫌い+性嫌悪+(たぶん)アセクシャルというステータスを兼ね備えた以上、それはむしろ僕の人生にとっての最悪手だとさえ考えている。 それ自体に後ろめたさも悔しさも微塵もないのだが、時折、「この人なんか不思議と興味あるな…
ここ最近自覚した、自分の思考の癖がある。それは白黒思考だ。何かしらの出来ごとに相対したとき、僕には極端な2つの選択肢しか浮かばないことに気が付いたのだ。 このことは普通に生活していれば自覚できそうなものだが、やはり日本に居ながら自分が日本人…
最初に自覚したのは中学2年の頃だが、僕は性嫌悪症(せい・けんおしょう)という特性?を持っている。例えば思春期男子なら血眼になって読み耽るエロ本が、猛烈に苦手だ。 この言葉自体は、調べたらすぐに出てくるのは出てくるのだが、そこで紹介されている症…
過去何度か別ブログで書いたことだが、僕ははっきりと子供が嫌いだと自覚している。仮に今の勤め先が幼児向けコンテンツに全振りしたら、僕は即辞めるだろう。 今日も詳しい経緯は割愛するが、もはや慟哭といっていいくらい、悔しさのあまり子供が号泣する場…
僕は今年で33歳になる。3年くらい前から、少なくとも人生はもう折り返したという感覚があり、そこから先の人生を過ごしたいという欲も無い。 僕はいわば、時折自分で自分を殺している。例えば今の塾講師という働き方は好きなのだが、今年で、今の働き方から…
今日は大変情けない話でもあるのだが、人生の早い段階で自覚していたのに、30歳を過ぎてやっとできるようになった”あること”について、振り返ってみようと思う。 昔から、特に10~20代の頃に、僕が全くできなかったことは、何を隠そう”異性と喋ること”である…
斎藤一人氏が提唱する「天国言葉」というものがある。これらを意識的に日頃から用いることで、結果人から応援されるというものだ。それは以下の八つの言葉から成る。 「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「しあわせ」「ありが…
昨日YouTubeを観ていたのだが、普段おちゃらけた言動ばかりする人が、すごく真剣な顔で、不安や葛藤といった胸中を吐露している場面があった。 その人はまさに11月26日(日)に大きなコンテストを控えているのだが、僕はその平素からは伺えないその顔と言葉を…
こないだ買った【超報復力】という本を読み終わった。今は2周目に入っているのだが、1周目からすごく気になった言葉が1つある。 超報復力 いじめる相手を徹底的に見返す方法 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon それは、【拒絶感受…
32歳になった現時点で、一番重要度を高めている問いは、「客観視」についてだ。言うなれば、あらゆる出来事を他人事の視点で感受するという心構えである。 というのも、相手の反応や、何かしらの出来事が”じぶん”に向いていると思う限り、自己肯定か自己否定…
前書き 僕にできないこと。 そんなものは無数にあるのだが、その最たるものは「気にしないこと」だと考えている。昔から僕は、「気にしない」ことの技量が、全く上達していない。 人から攻撃的なことを言われ、落ち込む。所作に自分への不快感の表明を感じて…
僕が青春期を生きたころ、何が流行ったか。例えばジッタリンジンの夏祭りもそうだし、時をかける少女も話題になった記憶がある。 そういうのに触れると、青春イベントに対する淡い期待が自分の中に生じる。浴衣を着た女の子と夏祭りに行くとか、制服でデート…
手前味噌だが、別ブログにこないだアップした記事は、我ながらヒントに富んだものになっていると思う。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これはざっくり言うと、ユング心理学の用語【シャドウ】について調べてまとめたものなのだが、書き終わってしばらく経…
今日は恐らく、ものすごく引かれる趣味の1つの話をする。まぁ、わかりやすい変態的なそれではなく、「大丈夫か」という意味でのそれなのだが。 端的にそれを言い表す言葉が見つからなかったので、今は「あえて闇の底に沈む時間(仮称)」と呼ぶことにする。 命…
30歳を過ぎたあたりから、人生において大逆転ホームランを狙うような思考を止めている。それよりもヒットや四球を重ねる方が、着実に点を取れるよな、と。 いわば大成功を狙うのではなく、大失敗をしないような考え方や取り組みを意識している感じだ。致命傷…
「またかよ」的な話なのだが、僕は自分が多動性を持っているだろうと、ここ5年以上ずっと考えている。幼少期より、思い返せば人とは違った言動があった記憶もある。 だが最近、僕自身が抱える生き辛さを、より正確に言い表している言葉に出会った。それは、H…
2月末から3月中旬にかけて、実はあんまり記憶が無い。仕事が多忙だったのもあるが、それ以上に、不安や恐怖にずっと支配されていたためだ。 僕は仕事柄、受験生と関わることが多い。必然的に、結果発表を待つ間のストレスと、合不合の報告による一喜一憂に晒…
サイコパスの思考の良い面だけを分析して、それを意識的に練習し、後天的に身に着けるという考え方がある。その具体的な方法については、以下の本に詳しい。 サイコパスに学ぶ成功法則 あなたの内なるサイコパスを目覚めさせる方法 [ ケヴィン・ダットン ] p…
理想の自分というメンタルモデルを皆様は持っているだろうか。恥ずかしい話だが、僕はいまだに、堂々と物怖じせず冷静に振舞える、そんな自分に憧れ続けている。 しかし皮肉なもので、自分にとってはその理想像がハッキリ見えているハズなのに、いつまでたっ…
突然物騒なことを書くが、皆様に憎い人はいるだろうか。僕にはハッキリと一人いる。詳しくは言えないが、その人に関する記憶の全てが、思い出すとイライラするほどだ。 しかもその腹立ちや憤りは、なかなか鎮まらない。妄想の中で何度言葉や暴力でぶちのめし…
ここ最近上司に叱られることが増えている。理由は超どうでもいい話なので書かないが、その時間が過ぎた後、僕自身の受け取り方の変化に気が付くところがあった。 それは、他責か自責でしか、それを受け止められなくなっている、という点だ。自分にせいにして…
立て続けに、こんなエセ哲学的な記事を書いた。 hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com 意味不明なのを承知で2つの記事を乱暴に要約すると、まず【罪悪感】に囚われがちな僕に必要なのは、【善】の行動と、自…
先日、こんな記事を書いた。 hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com 意味不明なのを承知で乱暴に要約すると、【罪悪感】に囚われがちな僕に必要なのは、【善】の行動と、自分への【愛】だろうと理解した、という感じである。 すると案の定、新たな謎が次…
「罪悪感」という言葉がある。さして説明の必要もないと思えるほど、普遍的で、誰の心にも巣食っている、一種の慢性的な病気のような感情だと僕は考えている。 かくいう僕も、30歳を過ぎて色々なネガティブに鈍感になったと吹聴しながら、はっきりと1つ、処…
本当に急なのだが、今の僕は人生で一番、自分に優しいと思う。自分で自分を責めるようなマインドはどこかに失せて、心が穏やかな状態でここ1ヶ月は過ごせている。 2022年前半の自分の荒れ狂い方を考えると、微塵も想像もできない境地だ。何があったのかわか…