僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

不安やネガティブをエネルギーに変える方法を、2500字でまとめてみる。

詳細は言えないが、近々大事なプレゼンを控えている。

 

担当が僕だと決まった瞬間から今日の今日まで、正直何回、口から胃が出そうになったことか分からない。

 

不安で不安でたまらない。実際、少し痩せてしまった。僕は人見知りに加えてネガティブで、かつ緊張しいなのだ。

 

だが、今は結構心穏やかに、本番前の時間を過ごせているのを感じる。

 

気質はずいぶん前から変わらないのだが、それをうまく活用する術がわかり始めたから、というのが多分理由だ。

 

そこで今日は、不安感を上手くエネルギーに変えつつ、かつ負担を軽減する方法を、主観的要素強めであるがここにまとめていく。

 

 

  

なぜ不安になるのか、緊張するのか。

 

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僕自身の自己分析になるが、その原因は以下の二点である。

 

・いったい何をすればよいのかわからないという、未知への恐怖

 

・上手くいかなかったらどうしようという、恥への恐怖

 

抽象的で分かりづらい。ということで、上記のことを細かく考えてみよう。

 

僕は、何をすればよいのかわからない状態だとか、決定事項が宙に浮いている状況だとかがとても苦手である。

 

理由は、これを放置したまま突き進んでも、大抵は失敗に終わるからという経験談から来ている。

 

要するに、このままだと上手くいくわけがないから恥をかく、という先が見えるから、不安になるのだと僕は僕に対して思っている。

 

何をすればいいか分からないままだと、大抵失敗して恥をかく。それは恐怖であり怖いものだ。

 

―こんな風に、先の2要素は結構密につながっており、系統としてはある意味ワンパターンであるとも言えるかもしれない。

 

ということで、これらの不安への対策を以下にまとめる。

 

敵を知る。(=やるべきことを明確にする)

 

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これに尽きる。

 

例えば僕のプレゼンを例にとると、課題と対応策は結構セットで浮かぶものだ。

 

まず、何をすればいいのだろう?

 

→前年の担当に聞いてみる

 

→プレゼン関係の本を読む

 

といった具合だ。

 

最初にやることさえつかめれば、資料を探す、スライドを考える・・といった具体策が結構芋づる式に出てくるものだ。

 

一般的に、最初に大きいことを決めてしまえば、それに付随する細々したものは大変スムーズに決まるという。

 

心理学の本に書いてあった効果だが、名前までは失念した。

 

つまり、はっきりと、『何をしなければならないか』という大枠をまず理解する、或いは決定することが極めて大切である。

 

ここを決めずに仔細から考える人は意外と多い。ジグソーパズルを真ん中から組み始めるようなものだ。非効率すぎる。

 

コツとしては、大枠決定の期限を、やると決まった時点から数日以内に設定することである。

 

ほっとくといつまでたってもやらないのが人間の性。面倒ごとは先に片づけてしまうに限る。

 

では、これからは、溜まり続ける不安感をエネルギーに変える方法について述べる。

 

練習、練習、練習。

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70%程度でも構わないので、形になった時点で、そういう発表物は絶対に模擬をやってみるべきだ。

 

もちろん、先輩・同期・後輩に時間を割いてもらえたら言うことなしだが、別にきっちりしたクオリティでの模擬でなくて構わない。

 

僕はとりあえず、タイマーをセットして、PC上でスライドを出しつつ、ぶつぶつとモニターの前で喋るというのを行っている。

 

例がプレゼンばかりで申し訳ないが、確認するのは以下の3~4点。

 

・時間内に収まるか?(当然の話だが)

 

→時間内に収めるためには、大体何分の時点で何枚目のスライドにいれば良いのか?

 

・言葉遣いに不自然な点はないか?

 

・アニメーションはきちんと機能しているか?

 

などなど。

 

また話の内容も、スピーチしてみると意外と詰まることも多い。

 

抑揚が全然ないこともしばしばで、スライドに書いてあることの棒読みになることもままある。

 

これら全部のしこりを取るには、僕は少なくとも3回の練習が必要だと感じている。

 

そこまでやると、大体枝葉末節が勝手に省かれて、シンプルな説明ができるようになっていることが多い

 

将来の失敗(仮)を想像したときに湧いてくる不安だとか恐怖だとかは、ある種のモチベーションである。(健全かどうかは別にして)

 

「どうしよう・・」を「準備しよう」に変えられたとき、ネガティブはエネルギーへと昇華し、結果ポジティブなことに活かせるのである。

 

最悪マネジメントをしてみよう。

 

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最終的に僕は、『最悪』を考えることも多い。ネガティブな想像をどこまでも広げるのは、僕らの得意技。

 

ということでプレゼンの例だと、

 

・本番で喋れず、スタッフ・聴衆にメタクソに評価される

 

 

のが最悪といったところだろうか。

 

尚、ここからさらに最悪のシナリオを考えられるけれども、辛くなるのでこの辺で切る。

 

で、次にそれの対応策を考える。

 

・本番で喋れず、スタッフ・聴衆にメタクソに評価される

 

→「次回はもっと上手に話せるよう精進します」とか何とかで、謝罪行脚決行

 

とかそういうのにしよう。

 

ここまで書いてなんだが、まず間違いなく、最悪のプランというのは起こらない

 

では何故これを考えておくかというと、『最悪を考えて対策ができたんだし、それより難度が低いことへの対応とか楽勝』みたいな余裕ができるためだ。

 

最悪への準備は、実は起こり得るリスク全てへの準備でもある。

 

つまり、不安の大好物である準備不足の解消に繋がる。論理的にもすっきりである。

 

まとめ

 

 

まとめとして、再度目次を貼っておく。

 

 

ここまでしておけば、結構落ち着いた心持で本番に臨める。僕みたいな超ネガティブであってもだ。

 

そもそも、不安は少しくらい残っていたほうが良い。そうすると、詰めが甘くならなくて済む

 

ネガティブなことをどうやってポジティブに考えていくか。

 

思考そのものではなく捉え方を変えるのが大切だと、今さらながら強く考える今日この頃である。

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