『自分を変えないとな・・』と考えさせられる場面は多くある。例えば最近も、僕の弱点を上司からフィードバックされまくった時にそう思った。
そういう漠然とした決意は持つものの、実行に移すのはなかなか大変だ。まず、何から手を付けていいのか全く分からない。
分からないから行動せず、行動しないから変わらず。変わらないから自信がつかず、結局また同じフィードバックを頂戴する。
なかなかに論理的だがクソなループだ。抜け出す契機はどこにある。
そんな中、僕にストンと腑に落ちたアドバイスを、たまたまネットで拾うことができた。
この動画と、
この記事である。
それを実践してみると、確かに自分の心持というか、『変化』に対する印象が変わってきているのを感じる。
今日はその実践録と感想を、記憶が新しいうちにまとめてシェアしていく。
『小さい』変化を積み重ねよう。
それは、『日々の無意識化の行動を意識して変えるというもの』である。
言葉より難しくは全くない。例えば、以下の問いを自分に投げかけてみよう。
いつも同じ銘柄のジュースやコーヒーを買っていないか?
同じような組み合わせのコーディネートになっていないか?
お気に入りの飲食店のメニュー、惰性になっていないか?
同じコンビニ弁当ばかり買っていないか?
休みの日の過ごし方がここ最近同じでないか?
面白くてハマっている結果等でなければ、これらの行動は『ただの惰性』と言える。そこを意識して、いつもと少し違うことをあえてしてみよう。
コーヒーの銘柄を変える。ジャケットとパンツの新しい組み合わせを試す。見たことのないオニギリを買う。
この辺りの行動の良いことは、いわゆる『リスク』と無縁であることだ。自分一人の些細な行動を変えたところで、損失とか利益減とかなんてあり得ない。
やったことない髪形にチャレンジ!とか、意味もなくルンバを買ってみよう!とかはちょいとリスキーだが、手身近な行動をまずは変えることが大切。
実際僕も、以下のことを意識して継続している。
なるだけ前日と同じメニューの昼食にしない。
コーヒーの銘柄は毎回変える。
休みの日は、『したことがないこと(作ったことのない料理とか)』にトライする。(お金のかからないものに絞って)
こうすると、不思議と気分が良いものだ。惰性は思ったより、人の心に倦怠感とかそういうのを引き起こすらしい。
さてさて。行動した時点で結構変わるものだが、それをもう一押し効果的にする方法も併せて書いておく。
それは、『実践した事柄を記録に残す』というものだ。以下、具体的な方法をば。
『チャレンジ日記』をつけてみよう。
僕はPCのデスクトップに、こんなファイルをExcelで作って置いている。
簡単に言えば、『小さな変化をさせてみたもの』について、『上手くいったものだけ』を感想とともに記録に残しているという話。
人は、上手くいかなかったことについては、上手くいったことの3倍目が向きやすいのだという。
だから、上手くいかなかったことを書き記す必要はない。そんなことをしても、効果が半減するだけだ。
上手くいった事柄のみ可視化して蓄積することで、『変化っていいじゃん』という刷り込みをするのが狙いだ。
なお、普段からリスクを取って行動できる人は、この辺が無意識に脳内で行われている状態らしい。
無意識でできないのなら、ツールを使って保管すればいいという話だ。うん、シンプル。
別にこれは普段持ち歩いているメモに書いてもかまわない。とにかく行動と、その効果を、可視化するのが大切なのだ。
終わりに。
リスク(ぶっちゃけ(笑)をつけてもいいくらい些細なものだが)を取って行動ができるようになると、何が変わるか。
まず、主体的な行動によって成果が出やすくなるのが大きい。
上の立場の人から振られた仕事を淡々とこなす。これもまあ大切だが、こういった状況に退屈を覚えているのなら、まずは小さな一歩を踏み出そう。
僕ももちろんまだまだ途上だが、アイデアを自分でひねり、他者を巻き込んで形にするプロセスは、やってみるとわかるがかなり楽しい!(決してラクではないが)
変わらなければ。でも具体的な手がないなあ。
そういう悩みをもつ仲間に響くことが書けていれば、僕としてはとてもうれしい限りである。
それでは今日はこの辺で。