つくづく思うが、僕は多感(笑)だった10代に比べ、ずいぶんアグレッシブな人間になったと思う。相変わらず人見知りだが、当時より色んな事に取り組めているからだ。
本業の塾講師において、肩書を得た。ブログもコレ含めて3つ運営している。誰かとコラボで企画をすることもある。英語圏の人とチャットすることもある。
読書も毎日している。将棋という新しい趣味も得た。そしてついこないだは、Youtube動画さえ作ってみた。さらに昨日、オンライン合コンの幹事を任命された。
色々やり始めてから、それぞれで批判的なコメントを頂いたことも何度かある。その度凹み、その度に少しずつ心は強くなった。
性根はまだまだしょうもないヤツだが、行動が伴い始めたので、僕は僕を『やるじゃん!』と思えている。
―では、そろそろ本題へ入る。僕がこうして行動を起こせるようになった理由は、ある種の『訓練』を積んだからだ。歳を取ったとかそういうのは、あまり関係ない。
そしてそれそのものに、特殊な才能は要らない。僕みたいな根暗にできて、かつ成果を得ているのだから、間違いはなかろう。
ということで今日は、僕の重ねてきた訓練について、なるだけ具体的に書き記し、シェアしておく。
行動を起こすことの重要性は認識しつつも、己の抱える不安にそれが負けている場合は、結構参考になると思う。ではいこう。
- チャレンジ日記をつける。
- 毎日何かをクリエイトしてみよう。
- 7~8割の完成でGoサインを出すべし。
- 批判と非難を間違えない。
- ダメージを受けた際の逃げ道を作っておく。
- 終わりに。-人見知り2.0も、これからを制す?-
チャレンジ日記をつける。
ネガティブの思考のクセとして、本来自信とすべき功績は自分のこととして考えられず、逆に自分に帰責性のないポカを自分のせいにして受け止めるというものがある。
この認知の歪みは、意識一つでどうにかなるものではない。そんなに弱い敵ではないのだ。
そこでオススメなのが、『チャレンジ日記』である。
やることは簡単で、以下の3つの項目について、何かに取り組むたびに書き残すだけだ。(Excelがラク)
①取り組んだ内容
②そこで得られた『いい経験』
③その経験を活かし、次回試したいこと
―これの狙いは、何か新しいことに取り組んで、そこで得たポジティブな経験をきちんと残し蓄積していくことだ。
後で読み返すと、自分が重ねてきたことがきちんと可視化でき、またいい意味で客観視できるため、健全な糧として自分に落とし込める。
尚、『試したけど微妙だったこと』は、書き残さない方がいい。ネガティブはただでさえそちらに反応し、記憶に強く残すのだ。いちいち記録する必要などない。
ちなみに僕自身は、その項目数が大体10~15くらいを超えたあたりで、『昨日とは違うことを今日はする』という行動が自動化されてきた。
参考にされたし。
毎日何かをクリエイトしてみよう。
続けて、何か新しいことを『生み出す』経験を日々重ねるのが、非常に大切だと思う。
例えばそれは『料理』でもいいし、『プラモ』や『動画作成』、何なら『プログラミング』でも『お絵描き』でもいい。
ちなみに僕は『料理』と『お絵描き』が好きなので、それをほぼ毎日行っている。
ここに先ほどの『同じことを避ける』という意識を組み合わせれば、経験値はすさまじい勢いで貯まっていく。
毎日何か一つ、クリエイトしてみよう。
7~8割の完成でGoサインを出すべし。
基本、『とことん完成してから、どこまでも考え抜いてから始める!』というスタンスで、ろくなことは無い。(僕自身もこの罠に20年くらい嵌っていたが)
何も適当に始めて恥をかけ!というのではなく、『とりあえず始めて、後から直していく』という意識で行く方が、長期的に良いものがデキるという話なのだ。
ただし、クソみたいなのを発射しても、賛同者は出ないだろう。だから、7~8割くらいの出来のクオリティは要る。
試しに、例えばオンライン飲み会か何かを企画してみよう。集まるだけでもいいが、せっかくなら『くくり』や『企画』を意識してみよう。
そして、得た意見や反応に合わせて、適宜修整すればいいのだ。
批判と非難を間違えない。
僕もまだまだ超怖いのだが、基本誰かからの反発は辛いものだ。だが、まずはそれを冷静に分類しよう。
『批判』なら、それを冷静に受け止めるべきだ。何故かというと、『批判』は大抵の場合、結論には賛成しているからだ。
『あの山でキャンプと釣りをしよう!』という提案に、『釣りはいいかなぁ・・』という返しがあったとき、『釣り』以外はOKという含みがある。(無意識かもしれないけど)
あとは臨機応変だ。あなたの目的が『キャンプ』なら、釣りを消せばいい。『釣り』が目的なら、もっと身近で楽な場所を選べばいい。
『批判』は何も個人攻撃じゃないのだ。そこは意識しておこう。(たまに僕も考え違いをしてしまうけど・・・)
―一方、『非難』や『異論』は時と場合による。
『あの山でキャンプと釣りをしよう!』という提案に対し、『ばかじゃねーの?めんどくせーよ』とか、『山は登るものだろう』ときたら、僕ならスルーする。
自分がしたいことを企画したいのだから、全く方向性が違う意見を混ぜる必要性は無いのである。
こういう人を説き伏せるのが仕事とか、思うこと無かれ。お互いのために、スルーした方が良いでしょう。
ダメージを受けた際の逃げ道を作っておく。
とはいえ、チャレンジにはある程度の衝突や調整、板挟みは必ず絡んでくる。これに図太く対処できるかどうかは、残念ながら『才能』の壁があるらしい。
だが、その『才能』が無ければ、ツールで補えばいい話だ。つまり、あらかじめ『ダメージを受けたときの逃げ道』を用意しておくのが良い。
ちなみに僕は、『筆記開示(コメントや思考を文字に起こす)』や、『ゲームへの没頭』、或いは『馴染みの奴らと飲み会』がその辺に当たる。
誰もかれもが心が強いわけでもないのだ。こういうのを甘えと言う人は、単に図太いという才能があるだけ。無視しよう。
心をぶっ壊さないためにも、逃げ道、用意しておきましょう。
終わりに。-人見知り2.0も、これからを制す?-
ということで今日は、『挑戦』をテーマに、色々と書いてみた。
ネガティブや人見知りはこの世にごまんといるが、それを長所に転じたり、意識してコントロールできる人はまだまだ少数派だろう。
ここに僕らの生きる道がある気がしてならない。いわば【人見知り2.0】だと言える。
短所は長所。無いものは、持つ人から学び、移植すればいい。どうにもできないことは、他人に任せましょう。
図太さとネガティブを同居させたとき、多分新たなステージが開ける。大げさだが、やっぱり僕はそう思う。
ただし、今はコロナのショック真っただ中。あまり人を集めない何かに、今はチャレンジしてみてください。
では今日はこの辺で。