『僕、人見知りなんですよ･･･』という言葉を聞くと、まず間違いなく良いイメージをもたないことと思う。
引っ込み思案。アイデアは出さない。右に倣え。迎合は正義。歴史に絶対に名を残せない要素がどうしても並んでしまう。
だが世間には、人見知りでありながらも色々な行動を起こし、人としても経済的にも成功している人が大勢いるわけで。
僕もうっすら、そっちの世界に行きたいなぁと漫然と思い、日々試行錯誤を繰り返している最中だ。
そんな僕の中にも、曲りなりに、『これができたとき、成長を感じたなぁ』と思うことが経験則として貯まってきた。
今日は、ワンランク上の人見知りになるために役立つそれらを、ここでシェアしてみたいと思う。
遊びを企画しよう。
一番手軽なのは、自分がプロデュースして、何らかの遊びを企画することだと思う。これは自分の得意分野から選ぶと楽。
例えば僕なら、アウトドアが好きなので、それ絡みで人を誘うことが多い。やってみるとわかるが、ここで求められるスキルは結構幅広い。
どう声掛けをすれば人が集まるか？というアイデア然り。決まったら決まったで、取り掛かる準備然り。
例えば、去年僕は、友人を集めて泊りのキャンプを企画した。
あれもしたいこれもしたいという要望が多く出て、全てをミックスするのに難儀した記憶がある。
必要物品のリストアップ。キャンプ場の予約。着いてからのスケジュール。することは結構多く、思ったより複雑であった。
そして僕は変なところで天邪鬼なので、通り一遍のキャンプはつまらない！という面倒な反骨もあるわけで。
だから、超かっちりした企画書をネタとして作ってみたり、BBQを盛り上げる工夫をネットで調べたりと、いろいろしてから臨むこととなった。
時間はかかった。手間もかかった。でも、終わった後の楽しかったよ！というコメントですべてが報われたと感じた。
その時七転八倒したことは、僕の中でスキルとして蓄積されてもいる。まさにレベルアップである。
皆さんも、少し自分で成長を感じたいのであれば、一度ガチで遊びを企画してみてはいかがだろうか。
自信からスキルまで色々得られる、最高の手段の一つだと僕は考えている。
高級なモノに触れてみよう。
浪費は論外だが、予算が成り立つ範囲で、何かに一点投資するのは結構学びが多い。
高級なお寿司。ショーケースに入っているアクセサリ。時計。何でもいい。
そういう『一級』を持っている、または触れた経験があるというのは、実は経験値として、かなり大きい。
僕は人間としては三流もいいとこであるが、たまに縁があって素晴らしい道具を貰ったり、素晴らしいご飯を食べられたりすることがある。
その時々に思うことは、実際のところ、『確かにすげぇや！』か、『思ったほどじゃねぇな』のまさに二つ。というより大事なのはそこではない。
世間的な『一級』に触れたうえで、自分の価値観で是か非か決める。この思考が大切だと僕は考えている。
人が良いと言ってるから良いんだ！という思考から少し外れることができるようになると、一気に人生は自由になる。
無理のない範囲で、試してみてほしい。
資格を取ってみよう。
努力を具体化する。これができれば、かなりの自信に繋がり得る。スポーツが得意な人は、既にそういうメダルやトロフィーを持っていることと思うが･･｡
引っ込み思案で運動もダメだと、何もかもだめなのか。と言われれば案外そうでもない。実際、世の中には膨大な量の資格がある。
有名どころだと、英語検定･数学検定･漢字検定から始まり、調理師とか情報処理とか、本当に幅広い。
レベルと適性によるが、難関と言わる資格でない限りは、3か月程度の適切な努力で合格圏に乗ることが多い。
文字が書けないならワープロ検定を取ればいい。数学がダメなら漢字を書けばいい。勉強がダメなら、自分が好きなことの資格を取ればいい。
取得に至るプロセスに投資することは、金では表しきれない見返りがある。これもまた、参考にしてみてほしい。
結局言いたいこと。
人見知りがレベルアップするのに必要なのは、『結局、行動』だと常々思う。
今の世の中で成功している人たちが口を酸っぱくして『まずはアクション！』と言っている理由が、身に染みてわかる。
ちょうど超大型連休も近づいていることだ。チャンスがあるのなら、まずは行動を起こしてみよう。
ワンランク上の人見知りになるためには、何かをしてみることが大切。本当にこれに尽きるから。やってみると、分かる。
本当に、分かる。以上！
