『またかよバカ』と言われればそれまでだが、この6,7月で、冷静に数えたら休肝日が3日くらいしかなかった。
もし肝臓にある程度の権利が保障されていれば、僕は確実に訴えられる。下手すりゃ刑事罰だ。否が応でも非常にこわ~い病名がチラつく。やばいやばい。
―原因は正直分かっている。禁煙に成功した負の側面だ。煙を吸わない分アルコールを飲む。せっかくニコチンを断ったのに、結局身体を痛めつけている。
・・・しかし、僕は伊達に歳を重ねてきたワケではない。意識さえすれば、断酒をすることは出来るのだ!
それは、自分なりの断酒メソッドを開発したからだ。永続的に酒を止める気はさらさらないが、『やべっ』て時に一週間くらいは断つ。そのコントロールはしたい。
今日は、ネガティブなら意外と頼っちゃう酒からの、いささかアホ丸出しな距離の取り方をご紹介しようと思う。
禁酒をスタートするにはどうするか?
一番大事なのはきっかけづくりだ。僕はそのきっかけを作るまでは平気で飲み続けるカスなので、意図的にそれをクリエイトしなければならない。
ということで、『よし、酒、止めっか!』と行動を起こす際、僕は意図的にどれかを行う。
① 外食して帰る
② 帰ったら寝落ちするまで寝床に居る
③ 酒を買って帰るけど飲まない
④ ノンアルがぶ飲み
⑤ 肝硬変患者の闘病録を読む(←非推奨。超怖い)
僕は自分の飲酒欲ついて、『お腹が空いたとき、非常に強まる』という自覚がある。
まだ救いがあるのか、強いストレスを受けたら→酒!という思考回路では、意外とないのだ。
だからそれを打ち消すため、お腹いっぱい食べたり、ノンアルをがぶがぶ飲んだりして、感覚を誤魔化す。意外と効果は高いのでオススメ。
※③は多分僕にしか通じない。僕は酒を買っただけで満足するタイプらしく、帰った後に冷蔵庫に仕舞ってそのまま、なんてことも多い
―或いは、不慮の何かを好機と捉え、禁酒生活のきっかけにすることもできる。例えば、以下のことが自分に襲い掛かってきたら、禁酒のチャンス。
① 風邪
② 二日酔い
③ 健康診断前後
―とはいえ、酒を止めるために二日酔いになるまで飲むとか、下手すれば命に関わるので絶対に止めた方が良い。
あくまでこれらは偶発的なトリガーだということをお忘れなく。
『魔の二日目』をどう凌ぐか?
―個人的な体感だが、禁酒でいっちばん辛いのは、2日目である。つまり、酒を飲まずに寝て起きた後。
なぜこれが辛いかというと、少なくとも僕には以下の現象がよく起こるからだ。
① 倦怠感
② 何故か不安になる
③ ストレス耐性が下がる
→『お酒飲みだい”』
・・・これを防ぐには、ある程度強制力を持たせたうえで、例えば満腹になるまで飯を食うといった手を打たねば、自制心が勝つことは滅多にない。
そこでオススメなのが、寝る前の時間に、誰かと飯を食いに行く予定を立てることだ。
かくいう僕も、今の断酒の二日目を乗り切るため、ラーメンを食べに行こうと人を誘い、ラーメン・チャーハン大盛り・唐揚げを食って家に帰った。
物理的に酒を入れるスペースがないため、結構アッサリ飲酒欲に勝利。
尚、3日目以降は、"断酒そのものに飽きるまで"は結構するすると継続できるので、取り立ててコツとかそういうのは無い。
終わりに。 ~酒は飲んでも飲まれるな。~
はい。最後になったが、僕はこの『酒は飲んでも飲まれるな』が、実は全然腑に落ちていない。
飲まれるまで飲んでナンボという価値観だからだ。うーむ、言葉尻だけ捉えるなら、○んだ方がいいヤツである。
とはいえ、毎日こんなことをすれば、空けた缶の数だけ寿命が一時間ずつ減りそうな感じはある。マズいマズい。
しかし僕には、お酒については『0か100』しかないのである。
―これで友人を失わないよう、シラフの時は一生懸命徳を積んでおくのも忘れないようにせねば・・・。
ってことで、理由はどうあれ禁酒しとこうかなと思われているのなら、軽い気持ちで試してみてはどうだろうか。
では今日はこの辺で。