僕はネガティブだけど、それなりに充実した人生を生きたいと思う。

「ネガティブ」で片づけず、自分の観察を続けたい。

『気にしない』練習ではなく、『気にする対象を切り替える』練習をすべきだよ。

ある程度の地位まで登り詰めた人のインタビュー等を読んでいると、ある共通点が窺い知れる。

 

『自分のコントロールできない範囲について考えるのは止めた』

 

『楽しくないことって考えても楽しくないでしょ?なんでみんなそっちに意識を持ってかれるんですかね?』

 

『気にすることが僕はないんですよ。基本その場で結論出しちゃうので。』

 

・・・という風に、くよくよしてもしゃーない的な生き方がそこに窺い知れるのだ。

 

中には『くよくよしろよ』という金言もあるのだが、最終的には『思い切って行動するしかない』と結ばれるため、二の足を踏み続ける実力者などいないとよくわかる。

 

ただ、これは机上の空論だと、僕はずっと思ってきた。こんなもん元来の才能である、と。僕らにとって『でも、けど』は、冷静な決断を下すのに必要な友達なんだ!

 

―しかし同時に、それを言い訳に最後の一歩を踏み出せない自分にイライラもし続けてきた。アイデアはあるのに、押せない送信ボタン。畜生め。

 

『気にしない』ってどうやったら可能なんだ?『気にしないと決めたことを守れていないことを気にしている』とか、堂々巡りだ。考えることを止めたい。

 

・・・そこで最近は考え方を変えた。『気にしない』のは無理だ。だから、『健全なテーマを気にすること』に決めたのだ。

 

今日はそんなお話である。

 

 

『気にしない』の真の意味。

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ちょっと考えるとわかるのだが、その方々が、『細かいこととか気にしても仕方ない』みたいな薄い話を、わざわざしたり顔で書いたり喋ったりするはずがない。

 

その奥には多分別の真意がある。その発言をする方々の言動や実績も踏まえて、さらに考えを深めてみた。

 

すると見えてきたのは、そのズバぬけた行動力である。もっと言えば、成果の量である。

 

―それを見ていると、『気にしない』というより、『気にする暇がない』という感じさえ抱く。

 

つまり、失敗や後悔をくよくよ悩む時間すらカットし、自分がしたいこと、せねばならないことの実現にリソースを注いでいるというのが本当のところではなかろうか。

 

・・・となれば、僕らネガティブの腑に落ちるよう、『気にしない』を解釈することも可能な気がしてきたぞ!

 

『気にしちゃう人』の身も蓋もない共通点。

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自分のことでもあるのだが、やはり『気にしない人の反対』という意味で『気にしちゃう人』を考えると、耳がちぎれそうなくらい痛い共通点が見える

 

でも、言いきっちゃおうっと。

 

悩むとき、それは大抵『暇なとき』である。つまり、くよくよ悩む時間があるからこそ、悩むのだろうと納得している。

 

となれば、『気にしちゃう人』をみて『気にしない人』がイラつく理由がよくわかる。

 

『気にしてる暇があればそれを糧にしてサッサと次の行動を起こせよ!!!』

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・・・というのが怒りの原因なのだろう。すいません、おっしゃる通りです・・・。

 

僕らはやはり、この辺の脳内処理が下手だ。頭の中だけで解決しようとするから、過去のトラウマとかに結びついて、気付けば意味不明なネガティブに落ちる

 

そうなれば時間は掛かるのに、行動は起こせないという、進歩が無い状態となる。これはイラつかれてもしゃーないですよね。ゴメンナサイ。

 

フラれたのなら、次にフラれないためにはそれをどう活かせるか考えろ!

 

ヒットを打ち損ねたのなら、次はどうすれば打てるか、経験を糧に考えろ!

 

―という思考にマインドをセット出来たら強いのだろう。しかし、やはりそう簡単には出来ない。どうせ最初は、またくよくよと悩む。

 

そして誓った行動ができない自分を情けなく思い、またくよくよが深まり・・・。うわぁ、こんな人とチームはマジで組みたくない!

 

ってことで、そろそろ本題に戻ろう。これらを踏まえれば、僕らが取るべき行動・採るべき方法の話は結構固まってくる。

 

僕が思うに、僕らは行動指針を『気にしない』ことよりも、『気にする対象を切り替える』ことに向けるべきだと考えている。

 

どういうことか?以下、続き。

 

『気にしても』いいんだよ。ただし・・・。

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ハッキリ言うが、『気にすること』は悪ではない。全てを気にしない能天気な人もいるが、それは才能かアホなので、それこそあまり気にしなくていい。

 

問題は、『気にするモード』にどれくらい時間を使うのかと、そこから何を得るのか、そしてどういうアクションを起こすかにあると思う。

 

正直『"脳内で"気にする』ってことは、先ほども言った通り、無駄にネガティブが膨らむので全然オススメしない

 

やっぱ最強は『紙に書くこと』だろう。紙に書き出せば、紙面上はそれだけとなり、ネガティブがくっつく可能性を無茶苦茶に減らせる。

 

書いた時点で、ぶっちゃけ『気にする』のは終わり。次はそこから【糧】を抽出する。もっと言えば、【得たこと】を考えるのだ。

 

例えば、『○○さんにフラれた』ということを紙に書いたら、『なんでかな?』というのを考える

 

ただし『俺がブサメンだから』といった自責にすると意味は無いので、感情論や配られたカードのせい的な帰着は今回ナシ。

 

―正直人間関係が絡む大抵のことは、冷静に考えれば『気にしても仕方ない』のである。つまり得られる【糧】は、『どうにもなんねーな』という割り切りであろう。

 

となれば、サッサと『次!』を考えるのが正解であり、取るべきアクションは『合コンを開いてもらう』とか『出会い系に登録』になるのではなかろうか。

 

はい。ってことで、これをサクッと行うテンプレを作っておくので、悩める人は紙に書いて試してみてほしい。

 

Q1 あなたが今悩んでいることは何ですか?

 

Q2 そうなった原因はなんですか?

 

Q3 この悩みから得られた経験値は何ですか?

 

Q4 その経験値を、次は何に使いますか?

 

Q5 では、どんな行動をこれから取りますか?

 

―少しカウンセリングっぽくなったけど・・・・。

 

お役立ちいただければ嬉しい。では今日はこの辺で。