ついにゴーストオブツシマを買いました。今日からYouTube禁止で、集中して楽しみたいと思います。(ネタバレが嫌だからです)
さて。以前、【ホウレンソウ】が大嫌いという話を書いた。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
その気持ちは今も変わっていないのだが、ただ最近、それをただ忌み嫌うのではなく、次のステージに自分がいくため、むしろ大いに活用してやろうと考えている。
ーそもそものきっかけは、こないだ読み直した↓の本に書かれてあったフレーズである。
この本の定義で言えば、僕は二流の若造である。何故かというと、プライドのために戦いを挑もうとか、そっちの考え方をしていたためだ。
そうやって勝ち負けをハッキリさせていくと、やがて嫉妬され、無駄に社内へ敵を作ることになる。そうすると、社内政治で僕は負ける、という話。
あくまでも相手は立てる。自分が下手にでる。ただそうしながら、自分の本当に達成したいことへ相手の行動を仕向けていく。これこそが最上の考え方だと書かれていた。
確かにな、と。正面突破も潔いが、非戦を選べるならそれの方がコスパが良い。何より、その方がしたたかだし、今の自分に足りないウェットなスキルである。
ーこういう風に考えると、そういえば【サイコパスに学ぶ成功法則】にも同じことが書いてあったし、何ならこのための心理術が網羅された本も、既に持っていた。
昨日はそれらをじっくり読み直していたのだが、そこでふと気づいた。
【ホウレンソウ】は積極的に、かつ狙って使うことで、逆にこちらが優位に立てる。
今日はそんなダークサイドな話を書いてみる。
【理想の上司】などいないと心得よ。
ーまずしなければいけないこと。色んな本に書いてあったが、いわゆる【理想の上司】など存在しないと、諦めることらしい。
手柄は取るものだし、責任は押し付けるものだし、見た感じ仕事もしないものだし、出る杭は叩くもの。それくらい割り切っておいた方が、むしろ正解らしいのだ。
こちらの言動は、それを前提に考えるところからスタートする、とあった。となればまず、下手に出るところから始まりである。
自分に反抗するそぶりなど見せず、まずは懐に入る。その上で、理不尽はいなしながら、きっちり仕事を振っていく。もちろん、そうとは気付かれずに・・・。
これが、最初に紹介した本にも、サイコパスに学ぶ成功法則にも、何なら【ヤクザの心理術】を説いた本にも、「至上とすべし」レベルに書いてあった。
そういう意味では、僕は一回、抱えていた反抗を止めることからが、全ての始まりとなるっぽい。
でだ。そうやって、超最悪な上司像を覚悟しておくと、ひとつ良いことがあった。相対的に、誰しもがそんな像より遥かにマシなので、それだけで得をした気になったのだ。
話は通じるし、脅迫も無いし、まして鉄拳が飛んでくることも無い。それだけですっごく心が平和である。
ーまずはこうやって最悪を覚悟しておくことで、心が据わるのみならず、結果トクをした心持になるということは、最初に書いておこうと思う。
【勝手な報告】でこっそり巻き込む。
新入社員が忌み嫌う言葉に、「勝手なことをするな!」「自分で考えろ!」というフレーズがある。これはこれで、確かに非常にメンドクサイのは間違いない。
これは要するに、「俺の命令に従え!顔色を伺え!しかし面倒事は持ってくるな!」という意味なので、言っていることは完全にやくざ者である。
ーしかしこのフレーズを完全に骨抜きにしてしまう若衆もいて、その実際のケースもまた、色んな本で紹介されていた。
その技が、【勝手な報告】である。例えば仕事を丸投げされたとして、「では、~という形で進めます」と勝手に報告を返すのだ。
何も言わなければそれは黙認を意味し、「勝手なことをするな!」という返しを殺せる。また、もちろん「自分で考え」た結果なので、後者も無力化である。
ただし相手が自分の言葉を反故にすることへ全く抵抗が無い場合、簡単にこの辺を覆してくることがある。(例:「認めた覚えはないぞ!!」)
だからこそ、できる限り第三者がいる場で報告するようにしたい。もし反故にすれば、周囲の評価がガタ落ちというカウンターパンチが入るからだ。強制力がやや強い。
・・・昨日のことだが、正直考えるのがめんどくさすぎる仕事が一個あり、何となく僕に任せようとしている気がしたので、敢えてさらに上の上司を話に巻き込んでやった。
結果、一緒に代替案を考えてくれているので、仕事が進んでラッキー!という感じである。僕としても、精神的負担は大幅に減少してラッキー!だ。
結構この辺は初心者向けなので、臆せず練習するようにしたい小技である。
【ボヤキ連絡】で潜在意識にアプローチ。
頑固な人の意見を変えることは極めて難しい。他者の説得に応じる可能性はほぼゼロであり、それが故の頑固者なのである。
ある本にあった考察によれば、「説得に応じれば自分の誤りを認めることになる。だから進言など絶対に飲めない」という心理が働いているらしい。厄介だなぁ・・。
―となれば、その人の潜在意識に情報をめちゃくちゃ与え、その人に判断させればいいという話にもなってくる。
実際、間違っても兄貴分に意見などできない立場の者は、経過報告を重ねることで、その意見を巧みにすり替えにかかる、らしい。
僕も今現在、校舎長の権限が必要だが、早急に動いた方が良いと考えているある案件を抱えている。しかし面倒なタスクなので、面と向かったら拒否されるだろう。
だから今はあれやこれや、情報だけ世間話の温度で渡しまくっている状態である。
面と向かえばゼロ%だが、トリッキーな手を使えば、確率は低いままでも、ゼロではなくなる。
その辺は前向きに考えて、目に見えない努力を重ねようと思う。
終わりに。
ということで、考え方を少し変えるだけで、【ホウレンソウ】は下の人間が使える武器になることがわかってきた。
さながらゲームのごとく、新しい戦法とかスキルを身に付けたような心持がして、普段の暮らしにハリが出てきた気さえする。
何かお役立てできることが書けていればありがたし。
では今日はこの辺で。