あけおめがどうでも良すぎて、ついに全然関係ないネコのスタンプを送った中元です。反応はいつもと同じ、つまりみんなどうでもいいんでしょうなぁ。
はい。実は今、帰省して2日経つのだが、びっくりするほど誰とも都合が合わず、親戚もオミクロンがなんだとかで集まらず、ガチで40時間以上家から出ていない有様だ。
まぁこうやって引きこもれば、肉体的疲労は取れるし、荒れた心も整うよねと思っていたのだが、現実は不思議なことにその逆だ。
なんか、めっちゃ疲れている。油断すればすぐネガティブになる。食って寝て起きてウンコしているだけじゃないかと、自己批判も始まってしまう。
謎だ。だが、退屈は使い方を間違えると精神を蝕むというのは言い得て妙だと思う。そして恐ろしいことに、真綿で首を締めるよりも、着実に、そしてゆっくりと忍び寄る。
そこで今日は、【退屈さ】に心がやられつつありますよというサインを紹介し、それらについての、僕なりの対策法をまとめてみようと思う。
退屈「気取られずにお前を殺すことなど造作もない」
①SNSに使う時間が爆増する。
これは非常に有名な予兆なのだが、自分がストレスに晒されているとき、かつ精神が疲れているとき、ついついSNSに入れ込むようになる。
その結果、他者への嫉妬やネガティブなニュース、陰鬱な広告に触れることが増え、また精神にダメージが入った結果、再びスマホをいじる、と・・。
こうなってくると、退屈に心がやられていると考えた方が良い。
実際僕も、この2日は10時間以上YouTubeを観続けてしまい、浪費した時間の多さに気付いてゾッとしたほどだ。
そして普段なら「ま~たこの商法か」とスルーできる悲惨な漫画の広告も、心にグサッと刺さり、過去にあった事件の衝撃が蘇ってきたりする。
こんな風に精神が疲れたときにできることは、受動的に情報をむさぼることだけ。結果、SNSに依存していく。
自分がこうなっていると気付いたら、本気でヤバい状況に片足を突っ込んでいるくらい、重大なこととして考えた方が良いかもしれない。
②1日の半分以上を寝て過ごす。
特に大学生だとあるあるなのだが、この1日の半分以上を寝てしまう日々が続くと、確実にメンタルは終わっていく。
もちろん眠ることが趣味な人は、酒やタバコと同じ嗜好の一種なので否定はしないけれど、実は体内に結構なダメージを生じさせている可能性が高い。
寝すぎは睡眠不足と同じくらいの炎症を起こすとも言われており、つまり休んでいるように見えて、実際は自分の身体を無意識のうちに切り刻んでいるようなものなのだ。
あまりにもすることが無いと、確かに睡眠という行動を取りがちだ。それは僕もそうなので、何も言えない。
ただ度が過ぎていると、かなりコワイことが体内で起きている可能性を考えた方が良いかも。そう思わされる話である。
③罪悪感がつきまとう。
言葉だけなら病気感がものすごいのだが、退屈が過ぎると、不思議と自分に価値がない材料を探すようになるから、人間は不思議なものだ。
例えば今日の僕についても、自己批判しようと思えばいくらでもできる。仕事のことも考えず、運動もせず、本も読まず、クソして寝てるだけじゃないか、と。
ぶっちゃけ、これを正解と思うような人がいたら、距離を取った方が良いほど不健全な思考である。だが自分が自分にこれを向けると、その異常性にはあまり気付けない。
1日をどう過ごそうが、正直勝手なのだ。だがそこに意義を見出せず、まして後悔が募るようなら、ちょっと危ないと考えた方が良いと僕は思う。
退屈とバランスを取れる、具体的施策とは?
ってことで、ここからは、退屈と良いバランスで距離を取るための具体的な方法について書いておく。
体調が悪くて実施を怠っていたのだが、少なくとも僕は、以下の2つの心がけを用いればスッと立ち直ることができる。ってことで、無理のない範囲で試してみてほしい。
①スケジュールを作る。
もし休日にしたいことがあったら、それはスケジュールとしてきちんと言語化しておくことをオススメする。理由は、逆にそうしないと、どれも手を付けないためだ。
例えばぼんやりと洗濯がしたいと考えるのではなく、何時に洗濯をするか、決めておくという話だ。
思うに、何がしたいのか、いつまでにしたいのかは、頭の中だけで考えると大抵見積もりを思いっきりミスる。
だから実際はしたいことをクリアできていても、なんか物足りなさを覚えたり、無駄にした感じを覚えたりするのだ。それは、達成を可視化していないから。
というわけで、メモ帳でもKeepでもいいので、とにかくまずは、したいことを書き出してみよう。
②新しい刺激に触れる。
できれば毎日どこかに、未知の体験や刺激を入れることをオススメする。今回僕は、積読になりかけていた小説と漫画を持って帰ったのだが、これは結構良かった。
ーなにも、ここまで形式ばった方法じゃなくてもいい。作ったことの無い料理を作るのもいいし、普段とは違う散歩のコースを選ぶのもいい。
あちこちに書いてあるが、休日に充足感やリフレッシュ感を生むコツは、クリエイティビティや未知との遭遇を意図的に組み込むことだ。これはまさに、言い得て妙。
ただできれば、スマホとは別の媒体でそれを楽しんだ方が良いと思う。簡単にSNSなどに気が散ってしまうからだ。
それさえ守れば、かなり充実した時間を過ごせる確率がアップするので、マジオススメである。
終わりに。
忙しいときは大抵、まるで真冬に夏休みを切望するかのように退屈を求めるものだが、いざそれにどっぷりと漬かると、精神を蝕むこともあるから厄介だ。
だが逆に言えば、対策というか心がけさえ覚えておけば、今度こそ心の底から退屈を歓迎できるということも言えそうである。
要は、考え方と勉強なのだ。それはここでも通用するんだなと、嬉しく思っている。
ということで2022年最初の記事、今日はこの辺で。