僕が酒を断てない最たる理由は、シラフだと寝ようと目を閉じたときに、反芻思考が襲ってくるケースが多いためである。
簡単に言えば、目を閉じた瞬間から、過去のトラウマ、消せない黒歴史、今後の不安、やり残したタスク、傷ついた一言・・・というのが色濃く脳内に立ち込めるのだ。
瞑想等を実践していた時期もあるが、それでも制御しきるには至っておらず、むしろ近年は強まっている気さえする。もはや寝るのが少し怖いくらいだ。
そういう悩みを抱えている人は、意外と多いのではなかろうか。そうでなければ、Twitter等に流れる病んでるコメントがあんなにあるわけない。
ってことで今日は、そういう反芻思考が湧いた時、『まだ効くかなぁ』という施策を、自論だがまとめておきたいと思う。
①4-7-8呼吸法→ボディスキャンニング
一番シンプルなのはコレ。
「あっ、ネガティブが強いぞ!」と感じたら、呼吸と自分の身体の様子に意識を向けるのだ。
4秒吸って、7秒息を止めて、8秒ゆっくり吐く。これを3セット行い、その後でボディスキャンニングを行う。
イメージは、↓みたいに、自分の身体をレーザーが分析している様子をイメージし、例えば『あ、太ももがこわばってる』と思ったら、そこの力を抜くのだ。
この作業を繰り返していると、3回に2回くらいはコテンと寝れるので、結構上位でオススメできる。
ちなみに僕は『あ、寝れる』と思う際は、脳内が完全にカオスになり、思考も言語化できなくなる・・という段階がある。参考にされたし。
②ホワイトノイズ+自然音
一時期クッソおすすめしてたのに、実は携帯を変えたと同時に消えたまま再インストールしてなかったこのアプリ。
―改めて落とすと、機能が色々と増えていた。そして、やはりこれを聴きながらだと、寝つきの良さなどが段違いで変わる。
その中でも特に気に入っているのが、『好きな自然音+ホワイトノイズ(ざーっていう音)』の組み合わせだ。
なんかプラセボな気もするが、ホワイトノイズに意識を向けると、段々ぼんやりしてくるというか・・・。寝付くスピードが早い気がしている。
思考すらできないくらいぼんやりしてくれば、反芻思考もクソもないので、如何に早くこのモードに移れるかは大切だと感じる。
③脳内小説
最後のは完全にトリッキーなヤツ。
僕は眠りにつくまで、誰に言うでも発表するでもない架空の物語を、冒頭から脳内で作成するというのを、昔からよくやっている。
我ながら結構変なとこまでこだわっており、CVはこの人!とか、顔のモデルはあの人!というレベルまで突き詰めるほどだ。
そして、イベントシーンなどもできるだけ詳細にイメージする。
―ただし、長年の習慣にも関わらず、一つとしてストーリーが完結したことはない。理由は簡単で、10分くらい考えてるとコロンと寝ているからだ。
ちなみに、超どうでもいいが、いわゆるSFとかそういうのではなく、龍が如くのような現代劇のゲームのシナリオみたいなそれをよく考えている。
こういうアホみたいなことも快眠には割と効くので、試してみてはどうだろうか。(もしかしたらここから名作が生まれるかもしれない!)
終わりに。
他にも正直、滅茶苦茶試した。
亜鉛サプリをたくさん摂ったり、食物繊維を猛烈に摂ったり、低反発枕を買ったり午前に激しい運動をしたり・・・
だが、やはりここは個人個人での差が激しいのだろう。だからあくまで、今日紹介したのは"僕には効いた"という但し書きが付く。
それでも試してみたいです!というほどお悩みであれば、ぶっちゃけコストは完全なるゼロなので、是非どうぞ!と背中を押しておく。
では今日はこの辺で。